山行No.3715 春合宿 北アルプス 槍穂高周辺
A隊:涸沢B.C 蝶が岳、北穂東稜・北穂高南稜
B隊:前穂北尾根
C隊:双六岳(山スキー)
行動記録
A隊行動記録
CL.中村 仁、大竹文雄、佐藤博文、宮田明人、谷内佳子、千々和宗一、
三浦 新、畑 慎一、平本三浩
5月2日(金)
L.中村、宮田、谷内、千々和、三浦、畑の6名はあずさで松本へ向かい、駅で仮眠した。佐藤、平本の2名は車で沢渡へ向かい仮眠した。梶川は、都合により不参加となった。
八王子駅(20:16)=中央線=松本(21:57)
5月3日(土)晴
松本駅からタクシーで上高地で向かい、8名が合流した。上高地は登山者と観光客でごった返していた。観光客に混じって明神へ向かう。天気は良好で暑い。明神から徳沢を過ぎると少しずつ残雪が現れてきた。横尾で大竹会長を探すが見あたらず、すでに涸沢へ先行したようだ。横尾からしばらく行くと雪一面となった。登山者は延々と続いており、涸沢のテント場の状況が気になる。荷物は重いが、雪道で歩きやすかったため、以外と早くテント場に着いた。すでに大竹会長は幕営していたが、周囲が空いていなかったので、奥穂側へ移動して新たに2張のテントを設営した。思ったよりテントは少なかった。
上高地(7:30)〜横尾(10:40)〜涸沢B.C.(14:30)
5月4日(日)雨
前日夜より雨となり、風を伴って降り続いた。予報によると終日雨とのことだったので、早々に停滞を決定した。残りの休みがもう2日しかないせいか、この日下山したパーティも多く、テントの数は半分近くになってしまった。
5月5日(月)朝のうち雨のち晴
天気は回復する予報であったが、朝まで雨が残っていたため、しばらく様子を見ていたが、7:00過ぎに雨が小降りになったので東陵隊(L.中村、佐藤、谷内)と一般ルート隊(L.宮田、千々和、畑、平本)に分かれて北穂に向かった。大竹、三浦の2名は予定どおり下山した。
登るにつれ天気はどんどん回復し、東陵に取り付く頃には快晴となった。二人が下山したからか?東陵方面には3人パーティが先行しているのが見えた。その先にパーティは見あたらなかったので渋滞の心配は無いとこの時点では思っていたが、現実は甘くないことが後でわかった。取り付きの急斜面を先行パーティは直上していたが、左斜上したほうが傾斜も緩くしかも尾根上部に出られるため、こちらのルートを登ることにした。トレースはなかった。雪の状態はそれほど悪くなく、どんどん高度を稼いで行く。沢筋の一般ルートを登る人々の列がよく見えた。尾根下のちょっとした岩場を越えると、東陵の尾根上に出た。
一休みして尾根筋をたどると、小ピークを越えたところで核心部で待っている3パーティが目に入ってきた。やはり渋滞していた。大休止して先行パーティが登るのを見ていたが、いずれのパーティもザイルワークが未熟で不必要に時間を要していた。リードのランニングの取り方、確保支点に着いてからの処置、後続の登り、どれをとってもなっていなかった。おかげで1時間の待ちとなってしまった。一般ルート隊は順調に登り、岩場に取り付く頃にはすでに登頂していた。ゴジラの背はV級程度の簡単な岩場であり問題なく通過し、5m程懸垂下降すると後はひたすら登るだけとなり、北穂の小屋に着いた。
眺望を楽しんだ後、たくさんの人たち登下降する一般ルートを一気に下った。1時間程でB.C.に着いてしまい、ゆっくりと下っていた一般ルート隊とほぼ同時になった。
涸沢B.C.(7:15)〜ゴジラの背(9:30〜11:30)〜北穂山頂(12:00)〜涸沢B.C.(12:55)
5月6日(月)晴
朝から快晴だが、今日は下山しなければならない。名残を惜しみながら、全員元気に下山を開始した。途中の雪解けも進んでいるような気がした。横尾からは、連休最後の日だというのに観光客がまだまだ多かった。
上高地からは、予約したタクシーに分乗して、都会の喧噪の中に戻っていった。
涸沢B.C.(7:20)〜横尾(9:30)〜上高地(12:00)
(中村)