稲子岳(南壁)

期 日:2019年8月24日(土)
参加者:Lなべたけ、わたゆき、みの

8月24日(土)
みどり池入り口(8:30)-中山峠手前のロープが張ってあるところ(11:15)-左方カンテ取り付き(12:30)-終了点(15:30)-中山峠(16:45)-みどり池入り口(18:30)

9月に前穂北尾根にトライする計画があり、その事前トレーニング目的の山行。北尾根は標高が高いバリエーションルートなので、稲子岳(2380m)南壁は良いトレーニングになった。取り付きに向かうルートは、だいたい2ルートあるようだった。ひとつはみどり池、中山峠分岐を過ぎて南壁の正面から向かうルート。もうひとつは、中山峠近くまで登り南壁の基部付近をトラバースして取り付きへ向かうルート。今回はトラバースルートで取り付きへ。トラバースルートの入り口は、標札とロープがかかっていたので、分かりやすかった。

稲子岳南壁

取り付きから終了点まで、4~5ピッチほど。上部は、ガレ混じりの岩場だった。3ピッチ目だったか?、フォローで2番目に登っていたメンバーが大きな落石を起こしてしまった。落石のリスクが高かったので、フォローの同時登攀はせずに、3番手はビレイ点で待機するように声かけをしていたがそれが幸いした。色々なルート取りができそうだったが、いちばん弱点と思われるやさしそうなルート取りで、 最終ピッチは、岩壁を左へトラバース~小さなガリーを詰めて終了点へ。終了点からすぐに稲子岳~にゅうへ抜ける踏み跡に合流。踏み跡を辿って、中山峠直下100~200mほどの標札とロープがかかっていた箇所へ戻った。ビッグバンドに継続するために、ザックをデポして中山峠までひと登りをした。夕方の雰囲気の良いみどり池としらびそ小屋を通り過ぎて、下山した。

(記 なべたけ)

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