烏帽子小屋~七倉岳

期 日:2019年6月25日(火)~6月26日(水)
参加者:ヨッシー

6月25日(火)
高瀬ダム(7:30)-ブナタテ尾根取り付き(8:00)-三角点(10:15)-縦走路(11:26)-烏帽子岳(13:00)-幕営地(13:52)

七倉よりタクシーで高瀬ダム上に。トンネルを抜け吊り橋を渡りキャンプ場を通り過ぎ、濁沢を渡るとブナタテ尾根の取り付きになる。濁沢で水を補給する。

ブナタテ尾根登山口 水を補給

急登で有名?なブナタテ尾根。予備日を含め3日分の荷が重い。ペースを乱さないようにゆっくりと登る。過去上り下り一回ずつ来ているがこんなに登り易かったかな、と遠い記憶が思い出せない。

裏銀座と烏帽子船窪方面の分岐

順調に尾根を登り切り、縦走路を左に少し行くと烏帽子小屋。

烏帽子小屋

小屋明け前で中では作業をしている音がする。眼前には赤牛岳や薬師岳から立山方面への稜線が広がる。
烏帽子岳方面は未経験ゾーンだ。前烏帽子岳を過ぎ、烏帽子岳への分岐を見落とし時間をロスする。烏帽子岳の山頂手前は岩場になりザックを置いて往復する。

烏帽子岳山頂

縦走路に戻り、四十八池の入り口付近で雪のない平らな所を見つけ幕営地とする。

内緒の幕営地

残雪も豊富で水作りには苦労しなかった。

6月26日(水)
幕営地(4:40)-南沢岳(5:23)-不動岳(7:02)-船窪岳第2ピーク(8:55)-船窪岳(10:06)-針ノ木谷分岐(10:32)-船窪小屋テント場(11:16)-七倉岳(11:54)-船窪小屋(12:35)-七倉(16:28)

夜明けとともに行動開始。池には薄氷が張り、軽アイゼンをつける。残雪が多くルートがわかりづらい。

南沢岳

南沢岳、南沢岳乗越と順調に進む。不動岳の登りになるあたりで雪渓に出る。

不動岳

ルートがよくわからないが雪渓を直上する。軽アイゼンとピッケルが無ければ雪渓の際を藪を掴んで強引に登るしかなかった。不動岳からは不動沢側が崩落している箇所が多く現れる。手入れはされていて通過困難な所はない。船窪岳第2ピークからの下りでは40mほどのガレ場が悪い。

船窪岳第2ピーク

固定ロープに体重を預けて降るしかないのだが、上部の一箇所で固定してあるだけなので、一人ずつしか通過できない。

最大の難所

上部を拡大したもの

ここが最大の難所だった。

船窪岳山頂 標識が無ければ通り過ぎてしまうような小ピーク

針ノ木谷出合分岐

船窪小屋のテント場は残雪に覆われていた。水場を確認し七倉岳に向かう。2回目の七倉岳。残す未踏破区間は蓮華岳までの間だけ。

七倉岳山頂 蓮華岳は次回にお預け

船窪小屋の先から七倉ダムを望む

体力的にきつかったのと夜半から天気が崩れるとの予報なので七倉に下山する。ブナタテ尾根より標高差があり、岩がゴロゴロして歩きづらく梯子も多い。ふらふらヨレヨレで七倉まで辿り着く。

七倉の登山口に辿り着く ヨレヨレふらふら

ここが一番の核心部だったかもしれない。七倉山荘で汗を流して帰宅の途につく。
いなはるさんとかしけい君の三人で上ノ廊下を遡行した時の帰路に利用して以来でした

(記 ヨッシー)

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