カテゴリー別アーカイブ: 活動記録

会員有志の活動記録です(全ての山行記録は活動報告をご確認ください)

槍ヶ岳・三俣蓮華岳 DAY3

【A隊】槍ヶ岳・三俣蓮華岳
期 日:2024年8月10日~8月13日
参加者:Lコイケちゃん、レジェンドM、おんちゃん

8月12日(月)晴
殺生ヒュッテ(6:00)東鎌尾根~槍ヶ岳山荘(6:50)~千丈乗越(7:40)~双六小屋(11:00)中道ルート~三俣蓮華岳(13:50)~三俣峠(14:10)~三俣山荘(14:40)

今日は、移動日である。西鎌尾根を行くので、昨日北鎌尾根を行ったのなら東鎌尾根から行こうということで、殺生ヒュッテから朝一の東鎌尾根に上がる。千丈乗越へ降る途中TJAR(トランスジャパンアルプスレース)の選手とすれ違う。日本の3大アルプスをつなぐトレランのレースだ。聞けばすでに朝のうちに1~3位まで通過したとのこと。三俣蓮華までルートになっているので、多くの選手を応援しつつ、その壮大なルートに挑戦している人たちに、自分たちも励まされた。おんちゃんは「なんでこんな大会に出ちゃったんだろうな」って思うことはありますかなどと、選手に聞いている。失礼な話だが、選手の方も気さくに「しょっちゅうですよ」とユーモアで返してくれていた。頂上2

快晴の天気と気持ちの良い稜線歩き。恐れるものもなく、強い日差しには閉口したが、まさに「夏休み」と云った1日となった。足元をまくり上げていたため、ふくらはぎを強烈に日差しに晒してしまった。靴下の跡が生々しい。三俣山荘では、テントの受付と共に明日伊藤新道を降る旨伝えると、電子申請で伊藤新道の通行届を出した。最新の情報を仕入れつつ、混み合うテン場に2張のテントを張らせてもらい。流れる小川で足を冷やしながら、ビールやワインを頂く、まさに飲んだくれの夏休みだ。
小川は冷たく1分と足を降ろしておけぬが、隣で宴会をしていたTJARの応援に来たというトレランチームの皆さんと意気投合した。九州ご出身の方が多く、「いつか九重山坊がつるで飲みましょう!案内しますよ」と約束した。山の話から離婚した嫁が浪費家だったというもはや人生の話まで、夏休みにふさわしい愉しい時間であった。
頂上3

明日は最終日だが、初めての伊藤新道。いくつかの橋が使えない分渡渉も多いと聞いた。不安と北鎌尾根を歩けた少しばかりの自信と疲れから、日暮れてすぐに寝床についた。翌朝目覚めると今回はシングルウォ―ルのツエルトは、ものすごい結露で、収納ケースに入れても絞ると水が垂れるほどだった。

槍ヶ岳・三俣蓮華岳 DAY2

【A隊】槍ヶ岳・三俣蓮華岳
期 日:2024年8月10日~8月13日
参加者:Lコイケちゃん、レジェンドM、おんちゃん

8月11日(日)晴
北鎌コル(5:00)~天狗の腰掛(6:30)~独標のコル(7:20)~独標(8:20)~北鎌平(10:50)~槍ヶ岳山頂(12:30)~殺生ヒュッテ(14:20)幕営

2日目北鎌のコルで出発前に

朝はしっかり明るくなってから行動をスタート。気分的に緊張感漂う中いきなりの急登。足元が定まり切れないので、常に3点支持の格好だ。通常の山道ならなんて事の無い斜度も、北鎌と云う緊張感からか自身でも慎重に歩いていると感じる。昨日の滑落した際にしこたま打ち付けた臀部は幸い腫れることもなく、痛みも昨夜より和らいだ。ただ、深夜の寝返りには閉口した。寝返りを打つたびに臀部が痛み右側を向いて寝付けない。テントの中でも、普通に座るとひどく痛んだ。とはいえ、すでに本番が始まってしまっているので、痛いとも言っていられない。昨日詰め上げで迷ってしまったことも、メンタル引きずりパーティの最後尾を何とか付いていった。
いくつかの小ピークを過ぎるとみるみる迫る独標は大きく圧し掛かり、登れるのだろうかと不安は募る。
独標が大きくのしかかる独標が大きくのしかかる

独標のコルで先行していたオレンジヘルメットのH山岳会に追いついた。ソロシステムで直登するという。このために30mロープとグリグリを使って三つ峠で訓練してきたと言う割には不安そうだ。再会を約束して我々は巻道へ。右側のFIXロープで迂回し、踏み跡が薄くなってきた辺りで尾根に向かって直登した。尾根に出ると独標を通り過ぎてしまっていたので、5分ほど戻り独標を踏んだ。槍ヶ岳がまだまだ遠くに見える。いくつもピークを踏みそのたびに槍ヶ岳が大きく迫る。遥か後ろを見るとオレンジのヘルメットが見えた。どうやら無事に直登できたようだ。少し安心した。北鎌平で休憩北鎌平で休憩

そのまま大きなピークのP15を右側に巻いて詰めると、そこは北鎌平であった。槍ヶ岳の大槍がものすごい迫力で迫る。大きな岩のガレ場を西側に向かって詰め、岩の上の薄い踏み跡をたどるが、山頂への取付きが果たして合っているのか不安でいるとレジェンドMさんから「ハーケンがあるはず」とのアドバイスがあった。ロープやスリングなどの残置物を目安になるべく体の露出の少なそうな個所を選んで上った。ロープを出すか悩む個所もこのメンバーならとそのまま強行した。ラスボス大槍ラスボス大槍

ふと見上げると、沢山の登山客がこちらを見ている。そこが槍ヶ岳の山頂であった。詰め上げると、山頂では他の登山者が拍手で迎えてくれた。みなすごいなと褒めてくれるが、あまり皆に言われるので、少し恥ずかしい。山頂での記念写真は、我々と山頂直下で追いついてきたオレンジヘルメットのH山岳会、そして金沢から来た昨日北鎌の出会でテントを張ったソロの青年と写真を撮った。ツアーの団体が来ていたので、槍ノ肩まで降りるだけで30分ほどかかった。すれ違いざま登っている人に聞くと登りはすでに50分待ち。この調子だと山頂まで2時間は掛かりそうな大渋滞。自分たちも登っておいてなんだが、槍ヶ岳の人気はすさまじい。北鎌に取り付いている間は8人しか出会っていないので、人と見ると皆仲良くなる。こっちのルートが行けそうだよとか、ここ行くと直登だよとか情報交換をしているうちに皆仲良くなるが、山頂以降は人とすれ違っても挨拶すらまばらだ。都会ですれ違う人にあいさつする人は皆無だが、そんな感じだ。
肩へ降り幕営計画であった槍ヶ岳山荘テン場はすでに満員御礼。西鎌尾根のテント適地を探すつもりだったが、皆疲れ切っており一つの目標が達成されてしまうと馬力が出ない。大人しく殺生ヒュッテで幕営した。久しぶりにたくさんの人の気配に囲まれて安心だ。
頂上頂上!

槍ヶ岳・三俣蓮華岳 DAY1

A隊】槍ヶ岳・三俣蓮華岳
期 日:2024年8月10日~8月13日
参加者:Lコイケちゃん、レジェンドM、おんちゃん

8月10日(土)晴
七尾山荘(前日22:00)仮眠=(タクシー)高瀬ダム(6:00)~林道終点(7:00)~名無避難小屋(7:30)~湯俣山荘(8:30)~水俣川出会(8:50)~千天出会(11:15)~北鎌沢出会(13:30)~北鎌コル(18:00)幕営

高瀬ダムまでの移動は、タクシーだが林道が崖崩れて車両通行できず、七尾山荘でタクシーに乗り、タクシーのUターンが出来る箇所で途中下車して1.4Kmほど徒歩で通過し、その上部で再度タクシーに乗車せねばならない。下段に2台、上段に2台の配車で尚且つ夏休みのスタートとあって、タクシー乗り場は長蛇の列で有った。おんちゃんが気を利かせて、乗車の列に早めにザックで順番をキープしてくれたので、比較的早く乗車することが出来たが、いきなりの時間のロスである。随分と後ろに並んでいたパーティは、痺れを利かせて徒歩で向かう組もあった。タクシーは少ないが、会社は時間が出来たら上高地へ応援に来いと言われているとタクシーの運転手さんがぼやいていた。
高瀬ダムで2台目のタクシーを下車し、高瀬ダムの不思議な白みがかった湖面を見ながら、「犬神家の一族のすけきよの足が生えてそうだ」などとくだらない話で気を紛らわせながら、林道を1時間ほど進んだ。そして、登山口からはほぼ水平の山道を歩き水俣山荘へ。林道では途中いくつか長いトンネルを抜けたが、ヘッドランプなしでは歩けぬほど暗かった。去年大改装した水俣山荘は、白と木目を生かしたデザインで随分とおしゃれだ。
おしゃれな湯俣山荘おしゃれな湯俣山荘

店内にはバーカウンターもある。働いている方々も若くあか抜けた印象で、人懐っこい。いつかこんな山荘で寛いだ時間を過ごしてみたい。
ここで沢装備を身につけ、湯俣川と水俣川の出会いへ。吊り橋を渡って河原へ降りると1パーティ準備していた。ここから早速渡渉が始まる。この時期の雪解け水はまだまだ冷たい。ふともも付近まで水に濡れたが、30秒程度で足は冷え切ってしまうので、渡渉はなるべく避けたいが右岸に左岸と容赦なく渡渉を強いられる。水流の強いところは肩を組んで渡り切った。普段ストックは持たない主義だが、渡渉にはストックの効果は絶大だ。おんちゃんが気を利かせて私に一本貸してくれた。
下流部の渡歩は当然深い下流部の渡歩は当然深い

途中、残置ロープに導かれ、左岸をヘツッたが、足を滑らせ3mほどのスラブを滑落。浅瀬に水没し右臀部を強打した。幸い何とか歩けたが、右足での岩の乗り越しは痛みが強い。よく観察すれば、この水量ではヘツル理由は全くなく、たとえ滑落せずにスラブを進めたとしても深い淵に行き詰まるだけで、全く意味のないヘツリであった。残置ロープとは言え、そこがルートであるという印ではないのだ。長い年月で地形も変わってしまっているのかもしれない。スタートから臀部は痛むがいい経験を得られた。ただ、この一件でリードを歩く自信はすっかり無くしてしまった。素直に國井さんにリードを譲る。
その先、千天出会いを高巻いて、天上沢へ入るのだが、この高巻きが結構渋い。踏み跡も笹に隠され、斜度もきつく、付いていくのがやっとであった。天上沢側に入ると川幅も細まった。この辺りがP2の取り付きだ。残置のワイヤーロープとピンクテープが残されていた。そこを過ぎると川幅は次第に広がり水量が減り、気が付けば100mは有ろうかというゴロ石の河原となった。川の水が無くなれば10分程度で北鎌沢出会いへ到着した頃には、メンバーも皆疲れ切ってしまっていた。
本来ここで幕営の予定だったが、水俣乗越から降りてきたソロの方はコル、もしくは天狗の腰掛までは今日のうちに行くという。そのあと到着した青年は、計画通りにここでテントを張るという。しばらく悩んだが、まずは腹ごしらえと持参したパンをかじる。もぐもぐしているとだいぶ体力も戻ってきた。時間がまだ早かったのと、コルまで上がってしまえば明日のうちに北鎌尾根を脱出する確率が上がるので、メンバーと相談して、1時間ほどしっかり休憩を取って北鎌コルを目指す。休憩の合間に源頭部へ戻り、水を各自5L汲んで上がったが、2100m付近まで沢で水が湧いていた。重荷に苦心したので、ここで汲めばよかったが万が一水が無ければ行き詰まってしまうので、仕方がない。
後ろを振り向くと、我々以外にオレンジのヘルメットが追いかけてくる。コルは狭いので、早くテン場を確保せねばならない。遅れるメンバーを尻目に先を急いだ結果、私一人詰め上げでルートに困ってしまった。きっとこの先に北鎌のコルは有る。藪をかき分けトラバースして北鎌のコルに先に行こうか悩んだが、これ以上パーティが伸びてしまっては遭難しかねない。トラバースせずにしばらく待ってみたが、その間にオレンジのヘルメットの方には追い抜かれてしまった。しかしいくら待っても、上がってくるはずのレジェンドMさん達も上がってこないので、大声で位置を確認しようと呼びかけるが、先ほどまで聞こえていた声も山に反射して隣の沢から聞こえてくる。
翌日引っかかった翌日引っかかった

これはきっとおんちゃん達がルートを間違えたなと思い、慌てて来たルートを降る。周囲はいつの間にかガスが出て視界は30mほどになってしまった。日暮れも迫っている。目に見えぬおんちゃん達は隣の沢にいるようだ。おいおいそっちは間違いだよ!と言おうと思ったら、北鎌のコルに着いたという。どうやら道を間違ってしまったのは私だったようだ。誰かの山行記録にあったが、これがクライマーズホイホイか。まんまと引っかかってしまった。
再度沢を100mほど降り、薄く隣の沢へのトラバースの踏み跡を見つけ分け入ったが、踏み跡も途中で消失した。怖くなって「おんちゃん、どこー?」と必死に私が叫ぶ。一人となってみるとものすごい孤独感が襲って来た。しばらく声をかけ続けると、ようやく向こうは私のヘルメットが見えたらしい。おんちゃんの声を頼りに藪を強引にトラバースしてようやく合流できた。バリエーションルートでは、メンバー揃った行動が大切だと痛感した。日も暮れる寸前に北鎌コルへ到着し幕営。追い抜いたオレンジのヘルメットの方は、コルよりも少し南側の尾根を大変な思いをして詰め上げ、コルへと降りてきた。コルは3張りで満員。お話ししてみると、神奈川県岳連の老舗H山岳会のソロの方だそうだ。明日はいよいよ本番だが、先が思いやられる。

24年5月会山行 三ツ峠(岩登り)

24年5月会山行 三ツ峠(岩登り)
勝田浩一

入会後、2日目の岩登りに参加できました!
今回レジェンド両2名(Mr.Yoshi/Mr.M)主要メンバー(Mr.k、Y子、おんちゃん)の総勢6名で、三ツ峠の屏風岩に出発!
クライミングのメッカみたいで、入会間もなく三ツ峠の山行途中、屏風岩でクライミングを立ち止まって見ていながら自分にもできるのか?と思いつつ1年後にこの岩に取り付く自分がビックリ!!皆さんから登り方、ロープ捌き、心構え?等アドバイスをもらいながら、気がついたら岩の途中迄登っている自分が!
S__6570005↑レジェンド吉原さんのパワークライミング!

岩って最高!と思いつつも、入会して2回しか経験がなく、不安だらけ、でも親切な先輩方に基本のきを教えてもらいながら、楽しくもあり、怖くもあった思い出に残る山行を経験しました!
S__6570007↑私も頑張りました!

入会して1年ほどですが、沢登り、雪山、岩登り等山のスペシャリスト達と楽しくも、正しく教えてもらいながら経験を積ませてもらっております!
また、今年も色んな山へ飽くなき挑戦をしていきます!皆さんよろしくお願いします!
S__6570009↑レジェンド森さんからは、ハーケンの打ち方、外し方も教わりました。
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今期初回の沢登り!

シンナソー:記録 岩沢 氷ちゃん

 今期初回の沢であったため、装備と技量確認目的で1級の沢を選択した。下降はヒヤマゴ沢とした。

 7時過ぎに駐車場に着くと既に肌寒い。元々沢は得意ではないので気持ちも冷え込む。寒いのに濡れに行く…謎の行為である。文句を言っても始まらないので着替えて遡行を開始する。シンナソーは水が少ないと聞いていたが前日の降雨があり、水量はそこそこあってジャバジャバだ。さらに気持ちが下がる。ヌメるかと思ったがフリクションが効いて登りやすい、悪くない。

unnamed (3)↑入渓点。気分も上がります!

 2段の滝が出てくる、ジャバジャバだ。ロープを出す。リードじゃんけんで勝ってしまったためリードする。中間を取りたかったが、取れる場所が無いのでそのままトップアウト。岩で支点を取り後続を引き上げる。

unnamed (1)↑リードジャンケンに負けた、、orz

 少し行くと3段の滝が出てくる。再度リードじゃんけんをするが、また勝ってしまう。癖を読まれてしまっている、頭を使わねば。ここも言わずもがなジャバジャバだし中間が無い。絶対落ちれないというプレッシャーはあるが滝の中にホールドが沢山あるので楽しく登れる。

unnamed (2)↑そろそろ水量も少なくなって来ました♪

 3段の滝以降は水線から外れる事なくフリーで遡行していく。水流が途絶えガレてきたところで林道に詰め上がった。

 林道では小休止を兼ね懸垂下降の練習。セット、バックアップの取り方を一通り習得してもらい即実践。否が応でも覚えざるを得ないが、技術は使ってナンボなので効率が良いように思う。

 下降に使ったお隣のヒヤマゴ沢は、沢に出るまでのルートファインディングに少し時間をかけたが、下りは快適。途中の倒木王国と蜘蛛の巣がうるさくて辟易したが、沢を下る経験は初めてだったので面白かった。

unnamed↑詰め上げて懸垂下降の再確認。現場でやると覚えも早いです。

 拙いリーダーでしたが、楽しく登れたのはしげちゃんがフォローして下さったりMr.ビーンさんが空気を和らげて下さったお陰です。ありがとうございました。 これから暑くなっていよいよ沢のぼりの本番です!

2024年春山合宿 北アルプス後立山連峰

爺ヶ岳(東尾根)~鹿島槍ヶ岳(赤岩尾根)記録:岩沢氷

 

5/2 前日は雨、3月の東尾根の取り付きの急登を思い返し藪と泥のスタートが容易に想像され、気持ちが沈む。麻呂さんと合流し装備を整えスタート。急登は踏み跡もあり、心配していた泥濘も無く思ったほど悪くない。尾根に乗るまでは笹藪メインでさほど苦もなく登ることができた。尾根からは植生が少し変わり石楠花が多くなってくる。枝の抵抗が強く思うように体を押し進められず、体力気力が徐々に削られていく。途中で悪そうな大株を避けるため笹藪に足を踏み入れたところ滑ってしまい3m程滑落。太い枝を保持していたため冷静に体勢を整えることができた。

過去の記録からジャンクションピークを越えれば雪が出てくるだろうと見当を付けていたが、どこまで進んでも雪は無くひたすら藪を進む。リーダーが凄まじい馬力とルートファインで藪を突破していく。
親熊の後を追う子熊の如く必死でついていく。ナイフリッジは既に消失し、木の枝・根を歩く状態であった。夕刻となり、幕営地が決まった時は心の底から安堵した。

5/3  3時起床、体が重い。藪漕ぎスタートかと思いきや急登スタートであった。藪でないだけ有難いとは思ったものの、昨日の疲労もあり思うように足が上がらない。それでも快晴微風のコンディションであったため絶景を楽しみながら登ることができた。

爺ヶ岳からは一般道、疲れを忘れ楽しく歩く。冷池山荘で森さん、國井さんと別れ鹿島槍へ。山頂まで体力的に行けないのではと不安が過ったが、リーダーのフォローのお陰で登頂することができた。山頂での休憩中に落石や雪崩、山肌が崩れる音が幾度と無く聞こえ、山が動いていることを実感した。

冷池山荘に戻り乾杯となったが、どうにも胃が受け付けない。ひたすら水を飲み、おんちゃんから頂いた海苔の佃煮を少し口にすると食欲が出てきた。シュラフはおんちゃんが山荘の屋根で干して下さっていたため暖かくゆっくり休むことができた。

5/4  今回の山行で個人的に一番の不安であったトラバースと対峙する。トラバースは下調べにて1箇所であると思い込んでいたが、実際は3箇所あった。頭上にはクラックが入った場所もあり、1人ずつ距離を空けて通過。ステップがしっかりあり、アックスの効きも良かったので落ち着いて渡ることができた。雪が緩めば滑落や崩落のリスクが格段に上がるのだろう、残雪期の難しさを感じた。

トラバースを過ぎればサクサク…と思っていたが、右爪先に鋭い痛みが走るようになり徐々に歩行がヨレ始めた。靴を調整したりテープを巻いてみたが歩行バランスが悪いため諦めてペースを落とす。ふと視線を上げると新緑が眩しく、正に「山笑う」である。途中、麻呂さんが様子を見に戻ってきて下さったりおんちゃんが林道を付き添って下さったり、車をリーダーが取りに行って下さったりと多くのフォローがあり無事下山することができた。反省点は多々あるが、最高に楽しい合宿であった。

 

S__6537388振り返っても道の無い爺ヶ岳東尾根

S__6537390翌朝、1発目の急登だが、振り返るとそこは絶景

S__6537392雷鳥にもたくさん会いました!

S__6537394鹿島槍ヶ岳山頂

S__6537396天上の宴会場

S__6537398奈落へのトラバース(赤岩尾根

S__6537400無事下山しました!

みなさん、お疲れ様でした♪

第36回ボッカ駅伝競走大会に出走!

5年ぶりに丹沢ボッカ駅伝競走に参加しました。メンバーも一新、若い力でグイグイと!!?
 1区:Mr.K 2区:Mr.び〜ん 3区:Y子 4区:おんちゃん のメンバーで20Kgの砂利を詰めたザックをバトンに大倉バス停から花立山荘まで激走? ではなく激歩!激歩!激歩!見事に?無事に完走いたしました。
結果は、総合36位/45チーム クラス別31位/39チーム 時間:1時間53分49秒
監督(H/Hくん)、マネージャ、会長、N崎女子の応援が選手の尻を叩き、激歩へと繋がりました。大倉尾根登山中の皆さまも応援ありがとうございました。

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第1区から第2区へバトンならぬ、砂利袋の交換!!

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なんとかゴール出来ました!

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思ったように走れませんでしたが、やり切った4区のおんちゃん

みなさんお疲れ様でした!

横尾山・小川山

期 日:2023年5月26日~27日
参加者:Lレー子、ダイヤ、ヨッシー、ケージ(暁OB)

5月26日(金)晴れ時々曇り
信州峠(11:12)-カヤトの原(11:48)-横尾山(12:10~12:33)-カヤトの原(12:52)-信州峠(13:23)=瑞牆山荘駐車場(13:50~14:10)-富士見平小屋(15:00)

昨年7月、名誉会長の磐梯山追悼登山でケージとヨッシーが日帰り参加となったため、宴会山行を計画し名誉会長の思い出話しをしようね、と約束していたが諸般の事情で延び延びになり、ようやく実現することができた。

ダイヤさんは26日午前中用事があるため遅れての参加。ケージ、ヨッシー、レー子の3人で韮崎駅に9時50分集合。ヨッシーの車で信州峠に向かう。本日は瑞牆山荘に近い横尾山に信州峠からの往復とする。このルートは暁山岳会50周年記念登山でコーノさんが清里駅から瑞牆山荘までを繋いでくれたルートの一部で、ロングルートを歩いてくれたコーノさんに感謝しながら信州峠を出発。峠には車5~6台は駐車可能。気持ちの良い樹林帯を緩やかに登り、わずかな急登を登りきるとカヤトの原に出る。ここからは展望が開け、金峰山や明日登る小川山、眼下には川上村のレタス畑が広がる。ケージは学生の頃、夏休みに1ヶ月レタス農家に住み込み、毎日小川山を眺めていたのでいつか登りたいと思っていたとのこと。

山梨100名山の横尾山に到着。山頂から先、清里方面への踏み跡が続いている。それなりに歩かれているようだ。山頂で記念写真を撮り下山開始。

横尾山山頂

信州峠からは再び車に乗り瑞牆山荘に向かう。駐車場は平日にもかかわらず、かなりの車が止まっている。先週末の瑞牆山は大渋滞だったとか。出発の準備をして13時59分着のダイヤさんを待ち、富士見平小屋を目指す。わずか50分の登りで富士見平着、すでにたくさんのテントが張られている。テント場代はひとり1000円だが、ソロテント4張りは張れそうなウッドデッキが3ヶ所あり誰も張っていない。板張り利用は1張り500円とのことで、+500円払いヨッシーのほぼ新品のエスパースマキシム4~5人用を張り宴会開始。昔の合宿など、思い出話しに花が咲き、宴会は21時近くまで続いた。翌日ヨッシーは17時までに帰宅しなければならないので、朝4時30分出発として就寝。

5月27日(土)晴れ時々曇り
富士見平小屋(4:49)-小川山分岐(5:10)-伐採小屋跡(5:30~5:40)-八丁平(6:10)-瑞牆山東尾根分岐展望台(6:40~6:50)-シオサブの頭(7:13)-小川山(8:00~8:26)-八丁平(9:50)-富士見平小屋・テント撤収(10:47~11:22)-瑞牆山荘駐車場(11:58)

3:30起床、各自簡単な朝食を済ませて出発。瑞牆山に向かうルートを20分程進み小川山方面にルートを取る。ここからは静かな山歩き。沢沿いに緩やかに登り沢を渡渉。ここは伐採小屋跡地で多少小屋の残骸はあるものの、静かで気持ちの良い沢の源流部。焚火跡もあり最高の幕営地だ。八丁平を過ぎると瑞牆らしい岩混じりの急登がしばらく続く。やがて瑞牆山東尾根の分岐手前で踏み跡を登ると4人立つのがギリギリの岩場に出る。本日最高の絶景ポイント。

絶景ポイント

瑞牆山、金峰山五丈岩が間近に見える。絶景ポイント少し先に「小川山-金峰山」の標識がありここが瑞牆山東尾根ルートの入口になる。ここは破線ルートにもなっていないが、踏み跡ははっきりしており、それなりに歩かれているようだ。ここからは緩やかな長い樹林帯の歩きとなるが、途中「シオサブの頭」と小さなプレートの付けられたちょっとした岩場を通過。その先で小川山ルートに入って初めての登山者とすれ違う。廻り目平から小川山に登り、この後金峰山から廻り目平に戻るとのこと。登山者とすれ違った直後、小さな岩場を先行した田中が右から回り込むルートに進んだが、後続が来ず、その場から尾根に上がれそうではあったがルートミスと判断し、一旦戻って岩場を乗越し3人に追いついた。帰りに確認すると巻きルートには白ペンキが付けられていた。この小川山ルートはしっかりした登山道ではあるが、やはり破線ルートなので注意が必要だ。廻り目平からのルートと合流すると間もなく小川山山頂に到着。

小川山山頂

クライマーの聖地・小川山とはかけ離れた樹林帯の中の地味な山頂だが、昨日に続いてここも山梨100名山。吉原さん以外は初めての小川山登頂に満足して下山開始。計画では大日岩経由で富士見平に戻る予定だったが、だいぶ時間がかかりそうなので往路を戻ることとし、伐採小屋跡でゆっくり休憩してテント場に戻るが、瑞牆山との分岐まで戻ると喧噪の世界に引き戻されてしまった。小屋に戻りテントを撤収。整備された良いテント場だったが、やはり伐採小屋跡のような誰もいない静かな場所での幕営が好きだなぁ、と思いながら下山開始。瑞牆山荘駐車場は既に満車で道路の両脇にもびっしり駐車されており、人気の山域だと実感。次回の宴会山行はもう少し静かな暁らしいテント場を探そう!

(記 レー子)

白馬岳主稜

期 日:2023年3月11日~12日
参加者:Lなべたけ、しげちゃん、おんちゃん

3月11日(土)快晴
二股(7:15)-猿倉(9:00)-白馬尻(10:55)-幕営地(14:10)

2022年末の冬合宿(槍ヶ岳中崎尾根)の下山後、温泉から帰る時「次はどこの山に登るか」が話題に上った。百名山ハンターの私はいくつか未踏の山の名を上げたと記憶しているが、なべたけさんからは、「白馬岳主稜とか良いですよね。3月末辺りの雪が安定している時期に」と具体的な山の名前だけでなく、「主稜」という具体的なルート名を示された。白馬主稜といえば、山岳会に入る前に独学でバリエーションルートをやり始めた頃に「いつかは登ってみたいルート」として、心に思い描いたことがあるルートである。あの頃は、夢でしかなかったが今の自分たちなら、なべたけさんとなら行けるかも知れない。とはいえ、冬山のバリエーションルートは様々な条件が整わなければ行けるものでは無い。その時は「行けたらいいですね」と心のどこかに行けるわけはないという思いを残しながらの返事であった。2月に入り、毎週月曜日のクライミングジムで行われるリード、ビレイなどの岩登りの練習にも慣れて来た頃、なべたけさんから「そういえば白馬主稜はどうでしょう?」と再度オファーを受けた。「自分の今の技量で行けるのか?」と不安もよぎったが思わず「行きましょう!」と返事をしてしまっていた。

具体的に日程は週末、3月11日土曜日と12日日曜日の一泊二日で決定した。そこからは、ほぼ毎日白馬岳の天気予報と雪崩ネットワークのサイトと睨めっこである。積雪量はどうか?どのような間隔で雪が降っているかなど現地にいなくてもある程度の想像はできる。どんな雪が降ると雪崩ネットワークで雪崩確率が上がるのかを中心に情報を収集した。暁山岳会での雪崩のスペシャリストは、山スキーを毎年楽しむレー子さんである。レー子さんには、「3月の白馬岳は雪崩の巣。私なら行かない」と指摘を受けたが、あくまで「天候が安定し、雪崩の危険を最大限回避して危険が伴う際は山頂を目指さない」と約束して入山した。雪崩ネットワークは毎朝5時に更新ということだが、実際には6時ごろに最新版の情報が更新されるので、それも確認してからの入山とした。

あいにく前日に雪は降ったが量はあまり多くなく、雪崩ネットワークも要注意程度で、比較的安定していることを確認し、登山口へ向かった。登山口ではネット環境が手に入らないことを危惧したものだ。(その分出発が遅くなったことで、レー子さんからは「冬は早出早立ちが基本よ」と窘められた)
登山口は猿倉山荘までが通行止めであったため、手前の発電所付近駐車スペースに駐車したが、バックカントリーの登山客でほぼ満車であった。ネット環境も確保できたので、ここで情報収集しても良かったかもしれない。(ここまで雪なし)

二股登山口

なんとかスペースを確保し、7時15分頃に登山開始。林道は次第に雪が目立つようになってきた。路肩の斜面に張り付いていた雪は崩落し、林道にまではみ出しているものもあった。猿倉小屋まで2時間ほど歩いて到着。途中下山してくるスキーヤーにすれちがった。前夜山で過ごしたのか、朝から軽く登っただけなのかは不明だが、自分たちが出遅れていることを感じた。朝飯で一息入れてから、雪崩危険箇所については立ち止まらずにスムーズに通り抜けること。前後の間隔を空けて複数人の雪崩遭難を避けること。などを確認し手先へ進む。
白馬尻付近の沢に入るとまるでラッセル車が通過した後のような、雪崩痕の脇を抜ける。出会う沢は皆雪崩が合流している様に見える。快晴であること、足元の雪を踏めばまだしっかりと締まっている事から、緊張しながらも快適に先へ進むことができた。

白馬尻の雪崩痕

白馬尻には11時前に到着。いよいよ主稜への取り付きである。ソロの先行者があり、踏み跡に迷いはない。我々より1時間ほど先行しているので、安心して歩を進められた。がしかし、ここからの急登は、これまでがほぼ林道歩きだったために一気に疲労感が出てくる。少し残る樹林を巻き、尾根を目指す。尾根に上がる最後の急登を前にして、ふと顔を上げると先行者が下山してくる。話しかけてみると「この先踏み抜きで胸まで落ちた。危険と判断して下山」とのこと。午後に入り、雪もだいぶ緩んできているようだ。ここまでトップを歩かせてもらったが、この先の踏み跡も期待できず、踏み抜きもあり得るとなるとここは経験豊富ななべたけさんとトップを交代して、先に進んだ。ここから先は、幕営適地も探さなければならない。心配していた踏み抜きは、先行者が落ちた箇所のみで、無事に稜線まで上がれたが、その先は狭い稜線が続くので本日の幕営地を白馬主稜末端部の稜線上とした。時刻は14時過ぎ。

狭い幕営地

テントを設営していると近隣で雪崩音。音が山に反射してしまい、雪崩箇所は特定できなかったが、緊張感を途切れさせないのには十分であった。幕営地は、あまり広いスペースは取れなかった。両サイド切れ落ち、酒に酔ってトイレに行った拍子に滑落してしまいそうだ。今回の山行では、宴会を目的とはしなかったので、酒はそれぞれ軽く口に含む程度にした。食事後に今日が私の誕生日であることをおんちゃんが思い出し、なべたけさんとおんちゃんでバースディソングを歌ってくれた。記憶に残る誕生日となりました。様々な過去の話をしながら、泥酔滑落もなく19時前には就寝した。

3月12日(日)快晴
幕営地(3:30)-白馬岳(10:55)-白馬尻(13:30)-猿倉(14:35)-二股(16:30)

翌朝は2時起床。稜線上ではろくに食事も摂れないので、朝からテント内でしっかりと食べた。3時30分にはテントを撤収し、暗闇の中ビーコンのスイッチを入れる。風もなく空には月が明るく、星も綺麗だ。今日も天候は安定してそうだ。稜線では、経験豊富ななべたけさんをトップに、私が殿を務める形でおんちゃんを間に挟んだ。先行者は昨日敗退したが、全体的に一昨日のトレースが残っており、快適な稜線歩きであったが、途中吹き溜まりではラッセルもあり、なべたけさんに負担が大きくなると考えてトップと殿を交代したが、残念ながら私がビビってしまいあまり長くは続かなかった。

夜中の稜線歩き

このまますんなりと山頂まで上がれるかとも思ったが、白馬の雪形の岩場付近で岩雪ミックスの箇所があり、もう一箇所は山頂直下の詰め上げでロープを出した。スノーバーで確保しつつ、二番手おんちゃんはプルージックで上がった。

少し休憩

白馬主稜名物の巨大雪庇は今年は全くなく、最後3m程度詰め上げるだけで、あっさりと午前11時に山頂へ躍り出た。山頂には誰もおらず、冬特有の貸切の山頂を堪能した。相対する剱岳の毒々しさと立山の優美さがとても印象に残った。やり遂げた満足感で、おんちゃんはサングラス越しに感極まっているのを感じた。

白馬岳山頂

白馬山荘で風を避けて昼食をとり、いよいよ下山は白馬の大雪渓である。下山時は、沢の出会いに注意して、横からの雪崩にも十分注意し、時折自身の上方の雪の状態を確認しながら下山する様になべたけさんから指導されながら、一目散に下山した。昨日に引き続き今日も気温は高く、白馬尻までは気が気ではなかった。また、雪が緩みアイゼンに大きくまとわりつく。スリップすれば、大雪渓をシリセードかと思うとヒヤヒヤでした。降って行くと、白馬尻の手前で昨日には見えなかった雪崩痕を発見。恐らく昨夜の幕営地の隣の沢が落ちたもののようだ。デブリは1mほどのものもあり、改めて雪崩に恐怖した。

猿倉山荘へ戻ったのは、14時30分。昨日の行きとは雪の状態がだいぶ緩み、踏み抜き多く、既に体はヘロヘロであったが、お互いに励まし合いながら16時30分に登山口まで下山。林道では多くの山スキーヤーに追い越された。追い越しの際に声をかけてくれると助かるのだが、声もかけずに音もなく後方から追い抜いていくスキーヤーには辟易した。一度は危うく接触しそうになった。林道で雪が減り、少しでも長くスキーで降りたい気持ちはわかるし、斜度の弱い林道ではなるべく止まりたくないのもわかるが、声は掛けて欲しいものだ。

下山後は、麓で温泉に浸かって二日間頑張ってくれたカラダを労った。最後になりますが、安定したリードで終始落ち着いて先導してくれたなべたけさん、文句も言わずに力強く登ったおんちゃん。相模原から見守ってくれた見守り隊の皆様のおかげで安心して行ってくることができました。ありがとうございます。また、雪山について忌憚のないご意見やアドバイスを頂いたレジェンドよっしーさんやレー子さんにもとても参考になりました。ありがとうございました。

(記 しげちゃん)

会山行 小川山

期 日:2022年5月28日~29日
参加者:Lなべたけ、わたゆき、コバヤン、オヨシ、ヒー、しげちゃん

5月28日(土)晴れ
廻り目平(10:00)-フェニックスの大岩-スラブ状岩壁-廻り目平(15:00)幕営

毎年、5月会山行の岩トレーニングは、三つ峠で行うことが通例だった。しかし、数年前から山荘近くの広場でテント泊が禁止になり、2日間に渡って行う場合、いちど下山しなければならず、また登山口周辺のテントサイトのスペース確保がむずかしい感じで、三つ峠を敬遠するようになってしまった。
※最近、ガクさんから教えてもらったのだが、三つ峠グリーンセンターに宿泊して2日間楽しむのが良さそうだ。(私は、宿泊代を節約したい・・・。)
そして、今年はなんと、会山行では初の小川山で岩トレーニングを行った。

1日目は、フェニックスの大岩とスラブ状岩壁(かわいい女、ウルトラセブン、Somg of Pineなどの5.7~5.8のルート)。
フェニックスの大岩では、ほんのすこしだが講習も行なった。

なべたけによる講習
フェニックスの大岩

できれば、ガマルートなどのマルチピッチも登りたかったが、さらなる成長が必要だろう!!
夜はキャンプで、各自持ち寄りの料理とお酒、焚き火と星空、粋な?BGMもあって、クライミング以上に盛り上がったかもしれない。

焚き火の護りびと!?

5月29日(日)晴れ
廻り目平(9:00)-父岩・小川山物語-廻り目平(14:00)

2日目は、クラシックな人気ルート、小川山物語(5.9)を登った。

父岩の小川山物語

2日間、お天気がとても良く、快適すぎる岩登りを楽しむことができた。

(記 なべたけ)