50周年記念 あかつきビッグ・バンド トレイル 2019春山合宿C隊(白馬三山・山スキー混成隊)

■メンバー
山スキー隊:CLレー子、みの、Oヒサ
ワカン隊:LOヨシ、こ~平、おとっつあん

■5月4日(土)快晴

■猿倉6:45-白馬尻7:40-葱平10:40-2500m(12:10-12:50)-頂上宿舎(14:00-14:45)-白馬岳山頂(15:35-15:45)-頂上宿舎16:40(幕営)

連休前半は天候が安定せず、C隊の当初の計画は3~4日で5日を予備日としていたが、3日はまだ寒気の影響があり、雷雨や強風の可能性があったため、出発を1日遅らせて、4~5日の予備日なしに急遽変更した。
2年前の春山合宿に小日向山の山頂で突然吹雪かれ、テントに戻ってからも雷鳴に脅えたことは記憶に新しく、予備日を設けたことで、柔軟な対応が可能となった。

出発を1日遅らせたことで、前夜の集合時間も橋本駅22時から19時集合に変更でき、余裕を持っての出発となった。
10連休で昼間は大渋滞だったようだが、夜は特に渋滞に巻き込まれることもなく、無事白馬に到着した。
みそら野の駐車場で仮眠したが、例年になく駐車台数は多く、仮眠の穴場もだいぶ周知されたようだ。

天気予報は晴れのはずだったが、翌朝テントから顔を出すと、いちめん霧に包まれヤキモキさせられたが、駐車場は霧が溜まりやすい地形なのか、二股手前から突然霧が晴れて白馬の稜線が現れ安堵した。

今回は山スキー3人ワカン3人の混成チームで、本日は大雪渓を詰めて頂上宿舎で幕営の予定とし、6時45分出発。
例年駐車場には登山指導の方たちがいるが、今年は連休も後半のためか、計画を聞かれることもなかった。
ちょうど4週間前にヨッシー、みの、Oヒサ、レー子で金山沢を滑って猿倉に滑り降りているが、雪は大分減っている。
馬尻には3号雪渓からのデブリが到達しており、右岸側を進む。

1大雪渓のデブリ

右岸台地には数張りのテントがあり、白馬主稜を登っているパーティも見え、彼らのテントか、若しくは馬尻ベースでの山スキーヤーのものと思われる。

2200mを超える辺りから傾斜は徐々にきつくなり、風もなく気温は上がり、テント泊の重荷が肩に食い込む。

2快晴

ここから山スキー隊はシール登行をあきらめつぼ足で登るが、暑さのせいか、慣れない板をザックに付けての急な登りのためか、この辺りからOヒサさんが徐々に遅れ始める。
2500m付近で頭痛の訴えがあり、薬を飲みゆっくり休憩する。
14時村営頂上宿舎に着き、テントを設営する。
テント場が一杯で良い場所を確保できないのではと心配していたが、小さなテントが1張りのみで、その後も3張り増えただけだった。
空身で山頂に向かうが、白馬山荘の前には多くの登山者がくつろいでおり、大雪渓を登っていたほとんどの登山者が、小屋泊りか日帰りと思われる。
稜線上はほとんど雪がなく、山スキーの兼用靴にはつらい歩きだ。
山頂で50周年のための記念写真を撮りテントに戻る。

3白馬岳山頂

途中明日滑る予定の清水谷左股を偵察するが、二股近くの谷が狭まっており、途中までの滑りと登り返しのトレースが確認できたのみで、上部は開けて快適な谷に見えるが、あまり滑られていないようだ。
翌日の天候とOヒサさんの体調で決めることとした。その夜は満天の星で風ひとつない静かな夜だった。

■5月5日(日)快晴
■幕営地7:15-杓子岳分岐8:45(ワカン隊山頂往復)-杓子沢コル(9:30-10:10)-白馬鑓ヶ岳(11:10)-鑓温泉分岐(11:40-12:00)~鑓温泉上(12:30-12:50)~湯ノ入沢(13:15)-小日向のコル(14:05-14:30)-猿倉15:15

4テント撤収

5時起床、今日も快晴。Oヒサさんの体調は回復したが、テント泊の装備を背負っての滑りと、暑い中での長い登り返し、その後も白馬鑓から湯ノ入沢まで滑らなければならず、今回清水谷滑走は見送ることとし、6人で稜線を進む。

山スキー隊は板を背負っているためピッチが上がらず、杓子岳の山頂はワカン隊の3人に任せ、杓子沢のコルまで先に進む。

5杓子岳に向かってGO!

休憩中スノーボードを背負った単独者が通りかかり、朝4時30分に猿倉を出発し、鑓温泉に入って帰るとのこと。
白馬には通いなれているようで、清水谷は毎年滑っており、きれいな斜面の続く良い沢で、比較的遅い時期まで滑れるとのこと。
尾根を登り返す場合は雪が固いのでアイゼンを使用したほうが良いが、そのまま沢を詰めて杓子沢のコルに出て、杓子沢を途中まで滑り、樺平を超えて長走沢に入るのも良いとのアドバイスを受ける。
但し、今年は3ヶ月前に鎖骨を折り、病み上がりの為、清水谷には入っておらず、今年の滑走情報は得られなかった。

杓子岳山頂を往復したワカン隊がこちらに向かう姿を確認し、山スキー隊は白馬鑓の山頂に向かう。
山頂で合流し、記念写真を撮影。

6白馬鑓ヶ岳白馬三山制覇

山頂には先ほどのスノーボーダーのほかに、単独のスキーヤーがおり、白馬山荘に泊り、今朝清水谷を滑って登り返してきたとのこと。
朝早いので雪はやや硬かったようだが、非常に良い斜面だったそうで、うらやましい限り。お二人は山頂から鑓温泉を目指して滑り込んで行ったが、荷物の重い我々には無理があるので、昨年と同様、稜線を少し下った鑓温泉への分岐まで移動し、そこでワカン隊と別れて滑走準備をする。

7どこから滑り込もうか?

昨年に比べて雪は少ないが、適度に緩んで快適なザラメだ。途中右岸側からのデブリがあったが、昨年に比べ雪面はきれいで快適な滑りが続く。

8カッコイイみのさん

9快適な斜面 (1)

アッと言う間に鑓温泉を見下ろす場所まで滑り下りてワカン隊を待つこととするが、尻セードを駆使してあまり遅れることなく到着。

10負けない尻セード隊

湯ノ入沢でシールを貼って、小日向のコルまで登り返す。
コルから滑った斜面を眺めて大満足。

11満足~小日向のコルから

コルからもワカン隊を時々待ちつつ猿倉の台地に滑り込む。長走沢上部は比較的新しい大きなデブリが発生していた。
台地からはやや縦溝が気になるが、雪は緩んでいるので滑りに影響はない。
一昨年、昨年ベースにした場所にはテントが1張り。あっという間に林道に出て、ほぼ予定通り3時15分に猿倉の駐車場に帰ることができた。

今回個人的な事情で計画が遅れ、また準備会にも参加できなかったため、山スキーとワカンとの混成隊での行動、装備計画等がギリギリまで不確定だったことは反省すべき点で申し訳なく思うが、6人と言う人数で、好天に恵まれ、50周年記念のルートの一部である白馬三山のピークを踏めたことに感謝したい。

(記 レー子)

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