オトシブミの揺りかご

近くてよい岩場、ホームゲレンデの広沢寺に行く機会が、最近は特に多い。
今年は4~5月に毎週のように通う時期があったが、ゲートから岩場までの道沿いにきれいに折りたたまれた葉っぱがたくさん落ちていることに気がついた。

オトシブミの揺りかご

とてもきれいにたたまれていて、随分器用な人がいるのだなあと思ったが、検索するとなんと、全長3mm~10mmほどの大きさのオトシブミという虫が、卵を産み付けた後に折りたたんだものだと分かった。
オトシブミという名前も惹かれるが、通い慣れた岩場へのアプローチにも新たな発見があるも
のだと、自然の奥深さを感じた。

(記 なべたけ)

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