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伊勢原駅~大磯海岸

期 日:2019年12月1日(日)
参加者:Lコーノ、ダイヤ、レー子、かじさか、たによし、そうべぇ、まゆ、こま、コバヤン、みの、りこ、オヨシ、ヒー、メイメイ、おとっつあん、いずっこ (高麗山から合流)殿下、たちこ、他2名(非会員)

伊勢原駅(8:00)-岡崎城址(8:45)-鷹取山(11:00)-麗山公園(12:45)-食事処(14:10~16:20)-大磯海岸(16:30)

50周年記念山行の最終を飾るべく、伊勢原駅の改札口に16名のメンバーが集結した。

伊勢原駅に集合!

出発写真を撮ってから、大山方面に向かう一般登山客とは真逆の南方に賑やかに歩き出す。単調な車道をできるだけ避け、できるだけ静かな住宅街路を選んで進む。
最初のポイントは、戦国時代に北条早雲と扇谷上杉氏が相模の国の覇権を争った岡崎城址である。無量寺「帰命山」として縁起が良いことから、皆でお参りする。

岡崎城址

その後、トイレ休憩として立ち寄った小田原厚木道路の平塚パーキングを経て、しばらくは比較的単調な里歩きが続いた。吉沢池から、いよいよハイキング道が始まる。小川沿いを登り、途中、霧降の滝を見ながら沢を詰めた。尾根を少し行くと、神社のある鷹取山に11時に到着した。
ここから一旦下り、単調な県道を高麗山登山口に向かう。途中、既に高麗山公園で待っている殿下から電話があり、先を急ぐ。結局、高麗山公園には予定より50分ほど遅い到着となってしまった。高麗山公園では、相模湾や大山など大展望を楽しんだ。
ここから、殿下、たちこさん家族と合流して、高麗山から男坂を通って高来神社に降り立つ。そして、いよいよ大磯海岸まで150mという所で、湘南国際マラソンによる交通規制のため、目の前の国道をどうしても警察官が渡らせてくれない。事前の情報収集が足りなかったことを反省する。
幸いなことに、打上げ会場が近くにあったので、先に、打上げ会場で前祝いをしてから、交通規制解除後の国道を横断して海岸に向かうこととした。既に、日の入りの時刻を過ぎていたが、50周年記念山行達成のお祝いと日本海(親不知)で採取した海水を太平洋に捧げる儀式を、夜の帳が下りる前に、皆で盛大に行うことができた。

大磯海岸で記念撮影

一年間、御苦労さまでした!

(記 コーノ)

三頭山~峰谷橋

期 日:2019年8月1日(木)
参加者:Lコーノ、かじさか、りこ、メイメイ、りっこ

8月1日(木)
都民の森(9:30)-鞘口峠(10:00)-三頭山東峰(11:20)―三頭山中央峰(11:30)-三頭山西峰)(11:40~12:00)-ヌカザス山(13:30)-三頭橋(15:15~30)-峰谷橋駐車場(16:10)-峰谷バス停(17:00)

かじさか車を峰谷橋駐車場に置き、全員コーノ車で都民の森駐車場に向かった。都民の森を賑やかに出発したが、暑さと湿気によって、皆だんだん無口になってくる。鞘口峠を通過し、三頭山への登りが、以前晩秋に登った時と比べてけた違いにきつい。やっとの思いで三頭山東峰に到着するも、ブヨなどの虫がたかってくるので、のんびり休めずに先に進む。三頭山中央峰を通過し、立派な石造りの標識のある三頭山西峰で大休止とする。

三頭山山頂

ここでも虫がいっぱい襲い掛かってきて、かじさかさん持参の虫除けスプレーをかけてもらったりし、虫を何とかしのぐ。防虫ネットを被っている他パーティの登山者もいて、夏山の虫対策への準備不足を痛感した。
虫に追われるように、三頭山西峰から奥多摩湖に向かって出発したが、ここでルートを間違えてしまった。鶴峠に向かい、直ぐに分岐があるはずなのだが、なかなか分岐が出てこないので間違えに気が付き、三頭山西峰に登り直した。本来のルートへの分岐には道標等は全くないので、注意が必要である。気を取り直してヌカザス山に向かったが、遠くに雷鳴が聞こえ始めてきて、相変わらず虫の襲来も止まないこともあり、下りとはいえ、身も心もひどく疲れる。
ヌカザス山に差し掛かった時に、ついに、近くで雷鳴がとどろいた。そして、ムロクボ尾根を下りだし時に、急に雷雨の中に突入することとなった。不思議なことに、今まで沢山いた虫達は避難したのか1匹もいなくなってしまった。落雷による最悪の事態を防ぐために、メンバー間の距離を多く取って歩いた。林の中で木々の葉や枝のクッションがあるため、雨が直接降りかからないのは良いのだか、ロープが設置されているほど急な尾根の下りは厳しかった。奥多摩湖が見え始めても、なかなか下りは終わらない。雷雨も去り、薄日が出てきた頃に、やっと三頭橋近くの車道に降り立った。
ここから、車道歩きとなる。歩道が無い区間も多く、スピードを出す車の脇を冷や冷やしながら通過し、やっとかじさか車が待つ峰谷橋駐車場に到着した。ここで荷物を車に積んで身軽になって、コーノ、りこで峰谷バス停へ早歩きで歩いて、山行を終了した。

峰谷バス停

この後、コーノ車の置いてある都民の森に行ったが、都民の森の駐車場が閉鎖される間際となり、危ういところだった。事前情報入手が不十分など、反省点の多い山行であった。そして、決して楽なコースではなかった、と参加者皆が感じた。

(記 コーノ)

清里駅~瑞牆山荘

期 日:2019年6月21日(金)
参加者:コーノ

6月21日(金)
清里駅(4:40)-飯盛山(6:30~7:00)-横尾山(10:30~11:00)-信州峠(11:50)-瑞牆山荘(14:40)

朝靄の清里駅北側の駐車場を出発。車道をしばらく歩き、平沢集落から登山道に入った。しだいにガスが濃くなり、周りがほとんど見えない中、黙々と登っていくと、いつの間にか、飯盛山直下に出た。風が強くなってきて、ガスに切れ間が出たため、八ヶ岳方面が少し眺望できた。一帯は、レンゲツツジが丁度見頃であった。

飯盛山山頂

飯盛山から横尾山方面に向かうと、人があまり入っていないためか、すぐに両側からの笹で登山道が見えにくくなる。スパッツが無いとズボンがビショビショになりそうだ。
ここからは、これまでの記録を総合すると、間違っても北側に行かないことであると判断し、地図アプリも動員して、地図との確認を繰り返し、慎重に進む。牧場柵沿いに歩いて、途中柵を越える箇所を無事に通過できた時には「ヤッタ!」と興奮した。
いつの間にか、ガスも晴れ、視界も良くなって先の赤テープも確認できたので、アップダウンを繰り返す道も、順調に進めた。
横尾山は、眺望も良く気持ちの良い所で、ゆっくり過ごした。

横尾山山頂

ここから、信州峠までは、はっきりとした登山道が続く。途中で、本日最初で最後の単独行の登山者とすれ違った。信州峠からは、車道で向かった。藪道をトラバース気味に瑞牆山荘に向かうルートもあるのだが、最終バスの時刻を考えると、時間的に危険なので却下した。ということで、車道を歩き出したのだが、黒森集落まで250m下り、瑞牆山荘まで250m登るもので、思っていたよりかなり傾斜が急で、しかも単調なので、ひどく疲れた。それでも余裕をもって瑞牆山荘に到着し、最終バスに乗り込んだ途端、スコールのような雨が降ってきたことで、行動中に降られなかった幸運に喜びながら、バスと電車で清里駅に戻ったら、雨はやんでいた。こんなことで疲れを感じなくなるなんて、人間って不思議です。

(記 コーノ)

島々~美ヶ原温泉

期 日:2019年4月26日(金)
参加者:コーノ

4月26日(金)雨のち晴れ
島々・安曇支所前-松本市-美ヶ原温泉

前日は、道の駅小坂田公園で車中泊し、翌朝歩いて20分の中央線みどり湖駅から、始発で松本、新島々と乗り継ぎ、バスで安曇支所前に降り立った。

安曇支所前バス停

すると、いきなり土砂降りとなってしまい、30分ほど雨宿りをしてから8時に出発した。親切な地元の人からは「その格好で徳本峠を越えるの?」と心配されたので、目的地を告げると、「あれまー」と言われた。一緒にバスで降り立ったので、松本方面に歩くとは思われなかったのかな。ともかくも、旅に出て話しかけられるのは何だか嬉しい。
いつのまにか天気は急回復し、島々駅跡、新島々駅と黙々と歩いていくと、沿線は、桜の木が多く、桜吹雪が舞っており、結構良い気分となる。そのうち国道はつまらなくなったので、枝道に入り進んでいったところ、古屋敷や古い道祖神や古井戸の続く路地を見つけ、在りし日の旧野麦街道が想像できたのは望外のことであった。
昼食は、名物「上高地スタミナ定食」を食べ、この後、この日のハイライトである荒井城址で信玄を偲び、松本城で遊び、最終目的地である美ヶ原に一番近い「藤井バス停」に到達したのは、17時20分であった。

藤井バス停

あちこち寄り道したので、本来、22㎞の行程のところ、実際に歩いた距離は26㎞ほどであった。

(記 コーノ)

大山ケーブル駅~伊勢原駅

期 日:2019年1月19日(土)
参加者:Lコーノ、かじさか

1月19日(土)
この日は、暁山岳会恒例の安全祈願の初詣山行が会員15人で丹沢の大山集中として行われ、神奈中の大山ケーブルのバス停まで下山したが、コーノ、かじさかの2人は、「暁ビッグバンド」をさらに南に繋げるべく、伊勢原駅に向かったのであった。
大山ケーブルのバス停から大山川沿いに下り始めると、バス停1つ目の左側に、良弁滝がある。

良弁滝

江戸時代には、この滝に打たれてから神社に向かったという由緒正しい滝である。近くには、創業150年の「大山まん志゛う本舗 良辨」があるのだが、ここのお菓子は、コーノ、かじさか2人が60年生きてきて初めて味わう美味しいものであった。江戸の人も食べていたかと思うと感慨深い。さらに下り、これも神々しい愛宕滝をお参りしながら歩いていくと、街道は「大山国定公園」のガードをくぐり、大山川を渡った。点在する情緒ある宿坊を見ながら行くと、比比多神社に着いた。この辺りまでは、在りし日の大山街道を堪能できるので、下山時に時間があれば是非散策されることをお勧めする。比比多神社の先では新東名高速道路の工事が進んでいて、もう少しすると、伊勢原大山ICが完成して、車での登山がさらに便利になりそうである。コーノは、この辺りから、大山の下りで痛めたふくらはぎが痛くなり、日ごろ足腰を鍛えていて快適なペースで歩くかじさかさんには到底付いて行けなくなり、かなり厳しい歩きとなってしまった。途中、江戸城の築城で有名な太田道灌の墓に寄る予定であったが、時間の関係でパスし、新年会にやっと間に合うであろう日没後の伊勢原駅に到着した。

伊勢原駅

これで、「暁ビッグバンド・トレイル」の南側の最終地点の大磯海岸までの目途がついたので、満足できる山行(ではなく、歩き)であった。

(記 コーノ)