タグ別アーカイブ: 丹沢山地

<地理>神奈川県北西部に広がる山地で水源も豊か
<主要な山>丹沢山、蛭ヶ岳、大山、塔ノ岳、鍋割山

水無川 セドノ沢右俣

期 日:2022年4月17日
参加者:Lなべたけ、カワマサ

4月16日(土)曇り時々雨
戸沢(7:30)-水無川本谷-セドノ沢右俣-表尾根(11:00)-政次郎尾根-戸沢(12:30)

早朝、カワマサと合流してセドノ沢右俣を遡った。7年前くらいにセドノ沢左俣に、カワマサとやまけんと3人で遡行をしたことを思い出した。 右俣は10数年前に遡行した記憶がある。大滝の登攀リードさせてもらったが、それほど難しくなかった印象だ。

F1のルートを確認

F1は左のクラック沿いを登るが、残置が見当たらず…人気ルートなのにおかしいな、体勢もだいぶ良くない感じでどうしたものかと少し焦り始めたところ、凹角に残置ハーケンを発見してことなきを得た。F2は左岸側から取り付く。左岸壁には残置ハーケンが要所にあって、少しテクニカルな滝登りの練習といった感じになった。

カワマサが大滝をリード中

大滝は、流心左側の岩壁の岩登り、高さが35mとのこと。カワマサのロープが40mなので、念のため2ピッチで登ろうということになり、まずカワマサから登り始める。左側のクラック沿いのラインは、見た目は階段状 のようだったが、それほどやさしくはなさそうだった。いつもリズム良く登るカワマサだが、慎重なクライミングだった。テラスまで登り、そこからのルートどりは色々ありそうだが、左寄りの岩壁のラインを登った。残置は古いものが多かったようだ。やはり慎重なクライミングでロープを伸ばしていた。1時間ほど前から降り始めた雨はしとしと降り続け、岩はしっとりした感じになっていた。結局、岩壁の終了点まで1ピッチで登った。なべたけがフォローで登ると、カワマサは思いのほか快適ではなかった岩登りで苦笑いだった。そこからは、巻道沿いにフィックスが伸びていた。30mほど登ると、フィックスが終わり、尾根の向こう側に抜けれそうな感じだったが、もう少し巻けそうな様子だったので、落ち葉の掃き掃除を兼ねて登り詰めていった。やさしそうなところで岩場を抜けると、しっかりした踏み跡が見えた。

踏み跡は尾根上に伸びて、ずっと辿っていくと次第になだらかな地形になっていった。しばらく歩くと、登山道らしき踏み跡に飛び出た。恐らく(通行止になっている)書策新道ではないかということで、そのまま進み、表尾根に出た。小雨は続いて展望はまったくない天気だったが、表尾根には次々と登山者が登ってきていた。ベンチで休みながら腹をこしらえ、装備も緩めて少しゆっくりする。今後のお山のことについて話をしながら政次郎尾根から戸沢に下りた。

(記 なべたけ)

水無川本谷

期 日:2022年4月16日
参加者:なべたけ

4月16日(土)曇り
戸沢(11:30)-水無川本谷-塔ノ岳付近(14:45)-大倉尾根-天神尾根-戸沢(16:30)

午前中は天気の回復を待っていたのと、翌日も別の沢を遡行するために戸沢に泊まるつもりでいたことから、ゆっくりと遅めにスタートした。

F3手前の小滝
分岐にある看板

気温は高くはなく、ヒルに出遭うこともなく、快適に過ごせるコンディション。単独で多少緊張していたが、大きな問題はなく遡行できたように思う。

F8の大滝

大滝の巻き道は、フィックス沿いがだいぶ崩れていたので、すこしだけさらに巻いて沢に戻った。沢に戻る斜面がすこし急だったので、慎重に下りた。

詰めの尾根

本谷は3~4回ほど遡行しているが、いつも塔ノ岳にダイレクトに出ることができず。今日こそは!と詰めて行ったが、塔ノ岳直下はイバラの藪になっており、結局、回避して表尾根に飛び出た。

遅めのスタートだったので、花立の頭から南東尾根ではなく天神尾根で戸沢に下った。
のんびりと幕営の準備をして、ひとりでビールで乾杯。お山に囲まれて過ごす戸沢のキャンプサイトはいつになく静かで、幸せな気分だった。いつのまにか、月が明るくテントを照らして、すこし眩しく感じた。

(記 なべたけ)

四十八瀬川 小草平ノ沢

期 日:2022年3月27日
参加者:なべたけ

3月27日(日)晴れ
表丹沢県民の森(7:00)-小草平ノ沢-堀山の家(9:00)-表丹沢県民の森(10:00)

前日はメンバー3人で勘七ノ沢を遡行。そのまま表丹沢県民の森の駐車場に居残り車中泊し、翌日に単独で小草平ノ沢を遡行した。前日午後から雨が降り始めて予報では夜間強くなりそうな感じだったが、結局それほど強まることはなく、沢の水位の変化はほとんどなかった。

登りたくなる滝です

小草平ノ沢は10数年前にも単独で遡行した。その時の記憶は定かではないが、今回久しぶりに遡行して、多少荒れている印象を持った。材木が折り重なっている箇所があり、やや景観が損なわれているようだった。

荒れている滝

しかし、いくつも滝のクライミングを楽しむことができて、程なく表尾根に上がり下山も早いという、お手頃でありがたい沢だ。勘七を遡行後に小草平を下降するセットも良いのではないかと思う。

(記 なべたけ)

中川川水系 マスキ嵐沢

期 日:2020年8月15日(日) 
参加者:Lなべたけ、わたゆき、ザッキー、かわまさ

8月15日(土)晴れ
大滝橋駐車場(8:15)-マスキ嵐沢出合(9:00)-箒沢権現山(11:30)-南西尾根-マスキ嵐沢出合(12:45)-大滝駐車場(13:30)

お盆休み後半、小川谷廊下の遡行を考えていたが、昨年の台風の影響で難易度がややアップしていると情報があり、西丹沢の入門の沢であるマスキ嵐沢に変更。新型コロナの影響などで、なかなか山行を共にできないでいたお久しぶりのザッキーもメンバーに加わり、酷暑を忘れる、楽しい沢登りだった。

道の駅山北に7:00に集合。大滝橋駐車場へ。駐車スペースはおよそ3台。滑り込みで駐車することができた。駐車場は河原のすぐわきで、周辺の河原は幕営に良さそうだった。
登山道から出合へ。入渓ポイントで準備をしていると、数人の後続パーティーがあった。一番乗りで入渓。

美しい渓相
巨岩帯
エメラルドグリーンの釜

先行者がいないこともあり、水流はとても綺麗で、木漏れ日は沢をエメラルド色に照らして、美しさを際立たせていた。確か、途中の8m滝でわたゆきをロープ確保したが、それ以外はロープを出すことがなかった。

8m滝を慎重に登る

最後の10m涸れ滝は、右わきから巻いて登った後に、残置の支点を発見。涸れ滝の登攀は、次回の楽しみになった。

真夏の沢日和、沢は美しく、楽しく、あっという間の遡行だった。ルートファインディングはミスなし。沢の終了点の稜線から箒沢権現山までは、かなり踏まれている道で、ここも危なげなし!山頂には、公園にあるようなしっかりした椅子が設置されていたのが意外だった。下山路は、最近の記録でよく使われていた、ルートファインディングミスがなければ、いちばん早くて楽そうな南西尾根を選択。頂上台地の西側から伸びている尾根で、よく使われている通りトレース(防護柵のわきからついていた)はそこそこあり、わりと分かりやすかったと思う。頂上台地からは、南西〜西〜南西にほぼ尾根状にトレースがついていて、1020m付近のジャンクションのコルまで下る。コルからは、南向きの尾根を出合まで。
駐車場に戻り、河原でしばらく涼んでから帰路についた。西丹沢からは、帰りの国道246がいつも通り渋滞で相模原に帰ってきたのは、夕方になった。充実の夏の1日だった。

(記 なべたけ)

伊勢原駅~大磯海岸

期 日:2019年12月1日(日)
参加者:Lコーノ、ダイヤ、レー子、かじさか、たによし、そうべぇ、まゆ、こま、コバヤン、みの、りこ、オヨシ、ヒー、メイメイ、おとっつあん、いずっこ (高麗山から合流)殿下、たちこ、他2名(非会員)

伊勢原駅(8:00)-岡崎城址(8:45)-鷹取山(11:00)-麗山公園(12:45)-食事処(14:10~16:20)-大磯海岸(16:30)

50周年記念山行の最終を飾るべく、伊勢原駅の改札口に16名のメンバーが集結した。

伊勢原駅に集合!

出発写真を撮ってから、大山方面に向かう一般登山客とは真逆の南方に賑やかに歩き出す。単調な車道をできるだけ避け、できるだけ静かな住宅街路を選んで進む。
最初のポイントは、戦国時代に北条早雲と扇谷上杉氏が相模の国の覇権を争った岡崎城址である。無量寺「帰命山」として縁起が良いことから、皆でお参りする。

岡崎城址

その後、トイレ休憩として立ち寄った小田原厚木道路の平塚パーキングを経て、しばらくは比較的単調な里歩きが続いた。吉沢池から、いよいよハイキング道が始まる。小川沿いを登り、途中、霧降の滝を見ながら沢を詰めた。尾根を少し行くと、神社のある鷹取山に11時に到着した。
ここから一旦下り、単調な県道を高麗山登山口に向かう。途中、既に高麗山公園で待っている殿下から電話があり、先を急ぐ。結局、高麗山公園には予定より50分ほど遅い到着となってしまった。高麗山公園では、相模湾や大山など大展望を楽しんだ。
ここから、殿下、たちこさん家族と合流して、高麗山から男坂を通って高来神社に降り立つ。そして、いよいよ大磯海岸まで150mという所で、湘南国際マラソンによる交通規制のため、目の前の国道をどうしても警察官が渡らせてくれない。事前の情報収集が足りなかったことを反省する。
幸いなことに、打上げ会場が近くにあったので、先に、打上げ会場で前祝いをしてから、交通規制解除後の国道を横断して海岸に向かうこととした。既に、日の入りの時刻を過ぎていたが、50周年記念山行達成のお祝いと日本海(親不知)で採取した海水を太平洋に捧げる儀式を、夜の帳が下りる前に、皆で盛大に行うことができた。

大磯海岸で記念撮影

一年間、御苦労さまでした!

(記 コーノ)

焼山登山口〜石老山~相模湖駅

期 日:2019年5月11日(土)
参加者:そうべぇ

5月11日(土)
橋本駅北口(7:48)=三ケ木バスターミナル(8:00~8:10)-焼山登山口バス停(9:15)-石砂山(10:20)-石老山(12:00~12:08)-嵐山(14:00)-相模湖駅(14:30)

前回の50周年記念山行は、丹沢主脈を走破し焼山登山口バス停からバスで帰宅した。
春の親睦山行では、相模湖から景信山を周回しているため、このバス停から相模湖駅までをどのように繋ぐかあれこれ考えた末に、下山時刻を想定しバス数の少ないバスでの帰宅は選ばず相模湖駅から電車で帰る事として相模湖駅に下山する事にした。そうすると登山口は当然「焼山登山口バス停」となるのだが、これまた横浜から公共機関を使いこのバス停まで向かうには至難の技である事が分かった。1日数便しか通らないバス。不便としか言いようがない。橋本駅から三ケ木バスターミナルまでは1時間に数本単位で運行されているので、バスターミナルまでバスで行き、「焼山登山口バス停」までは走る事にした。
ずいぶん昔に1泊2日で丹沢主脈縦走時に「焼山登山口バス停」まで歩いた事はあるが、ここから石砂山、石老山までのコースは初めて歩く。焼山登山口から石砂山登山口までは静かな田舎町、ここも東海自然歩道だ。石砂山は標高577mと高くはないが登りはきつい。地図には「ヤマビル注意」と記載されている。ヤマビルは人の息に反応するようなので、なるべく息をせずに歩く…、 なんて無理な相談である。ではヤマビルが足にくっつかないように早足で歩く、走る。でもヤマビルは木の上からでも落ちてくるらしい。なんとも対処方法がないようなので、ヤマビルに出会わないように祈りながら歩く事にした。

石砂山

石砂山から一旦下山し、篠原集落の石老山登山口から山頂に向かう計画だったが、登山口である標識を見過ごしてしまった。畑の中の道をどんどん進み、家もなくなり山裾にぶつかった。それでも人が歩いた跡があったので、登山道であると疑わずに先に進んでいった。でも、なんとなく様子が一般の登山道でないような気がしてきた。倒木があり、沢にぶつかり、登山道もほとんど消え、踏み跡が少しついているのみ。「登山道を外したな」と思った瞬間だった。林野作業用の踏み跡である事に気がついた。急な尾根筋に立ち並ぶ杉の気には赤テープが巻かれている。枝を落とした跡もある。戻ろうとも考えたが、地図と方角からするとこの尾根筋を登れば登山道とぶつかると思った。踏み固められていないざれた北斜面の尾根筋は足元が流れ歩きづらい。30分ほど悪戦苦闘が続いたが無事に正規の登山道に出会う事が出来た。山は「思い込み」で歩いてはいけないなと思った。
石老山の山頂は多くの登山客、人気の山である事がうかがえる。

石老山

石老山山頂から顕鏡寺を経て嵐山、相模湖駅まで向かう。このルートは自然歩道巡視活動の参加やハイキング等で歩いた事があり、道迷いもせずに快適に相模湖駅まで走り抜ける事が出来た。

(記 そうべぇ)

ヤビツ峠〜蛭ヶ岳~焼山登山口

期 日:2019年5月5日(日)
参加者:そうべぇ

5月5日(日)
ヤビツ峠(8:30)-塔ノ岳(11:20~11:35)-丹沢山(12:18~12:25)-蛭ケ岳(13:33~13:40)-姫次(14:34~14:40)-焼山登山口バス停(16:28)
   
丹沢山塊は春から夏にかけて「ヤマビル」シーズンである。あの得体の知れない生き物は人知れず忍び寄り血を吸うのだ。考えただけでもゾッとする。私は嫌いである。「ヤマビル」が活発に活動するシーズン前に丹沢山塊はかたづけておきたかったのだが、活動真っ盛りのシーズンの山行となってしまった。
今回の山行の特徴は、「時間との勝負」。焼山登山口バス停の最終バスは16時38分。これを逃すと、タクシーに頼るかまたは歩いて三ケ木バスターミナルまで歩く事になる。これは何としても避けたい。このコースは1泊2日の山行が一般的であり、日帰りでの縦走、しかも制限時間がある事は非常にリスキーなのだ。マラソンならば制限時間に通過できなければランナー回収用のバスが来て、楽にゴールまでたどり着く事が出来るのだが、山ではそうはいかない。そのため制限時間を設け大倉尾根を下山するエスケープルートを用意した。制限時間は「丹沢山に12時00分」までと決めた。スタート地点となるヤビツ峠までは、秦野駅からバスで向かう。時刻表で調べると秦野駅7時44分発、ヤビツ峠には8時32分着。秦野駅ではたくさんの登山客が列をなしバスを待っていた。バスは次から次へとやってくる。「なぜ?」「そっかー!!」今はゴールデンウィーク中の春山シーズンなのだ。バスは臨時便がありしかも増発されていた。知っていればもう1時間早く行動できたのだが、あとの祭りである。
8時30分にヤビツ峠をスタートした。ゆっくりと急がず、抑え気味に歩き始めた。スタミナ切れが最大の敵。時間を気にして体が出来上がっていないうちに心拍数を上げてしまうと、血液中の乳酸値が高くなりバテの原因となってしまうからだ。そして水分補給。
ニノ塔、三ノ塔と順調に過ぎ、烏尾山あたりではフルモードとなっていた。煽りながらの山行をしているわけではないのだが、前を行く登山者たちが次々と道を譲ってくれる。飛ばしているなと思う登山者にもあっという間に追いつき、しばらくは後をついて登るも、そのうちに道を開けてくれた。いやらしい登山をしているなと少し反省した。塔ノ岳には11時20分に到着、少しの休憩を挟み出発した。

塔ノ岳

12時を過ぎてしまうが丹沢山まで1時間でいけたらそのまま行動を続けようと思った。12時18分に丹沢山に到着。蛭ケ岳までのアップダウンは絶望的な遠さに思えた。本当に行けるのだろうかと考えてしまう。疲れも出ていたが、躊躇せず先に進んだ。恐ろしいほどのアップダウンを繰り返し、蛭ケ岳が近づいてくる。その向こうには富士山。蛭ケ岳は近づいてくるが、富士山は近くには来ない。大きな山だとつくづく思う。

蛭ヶ岳

蛭ケ岳を13時33分に通過、姫次へと向かう。もうこのころからほとんど登山者には出会わなかった。姫次までの登山道は少々荒れているのかなと思った。それに比べ人気の塔ノ岳までのルートは幾つもあるが、ヤビツ峠からのコースや大倉尾根のコースは整備されていると思う。姫次には14時34分到着、少しの休憩を挟みすぐに出発した。ここからは緩やかな下りの連続となるので、かなり走れる。まだ走る体力は残っていたのでありがたかった。最終バスまで2時間を切っている。「走れるだけ走ろう」と思いスタートした。でも転んで怪我をしてもしょうがないので、「走れるところだけ走る」ようにした。    黍殻山を過ぎたところで外国人女性のハイカーに出会った。突然出会ったので驚いてしまった。大きなザックを背負い、この時間に一人で山に登っていたのである。話を聞くと、オーストラリアから遊びに来たようだ。東京から大阪までハイキングしながら旅をしているとのこと。1ヶ月前に東京につき、これから3ヶ月かけて大阪まで徒歩で向かうらしい。そして今日はビバークするとのことで、どこかビバーク地はないかと尋ねられた。一人用のテントは持っているとのこと。近くに黍殻避難小屋があることを教えた。日本ブームなんでしょうか、たくましいなと思った。避難小屋まで案内してあげたかったのだが、私は時間との勝負中であったので、少しの会話で別れた。なだらかな下りを走った。北斜面なので、陽が当たらないと薄暗く、慎重に走った。16時28分に無事に焼山登山口バス停前に到着した。バス到着10分前だった。

焼山登山口

体力的にも充実し、時間との戦いのためそれなりに緊張もあり、全てにおいて楽しい山行だった。

(記 そうべぇ)

大山ケーブル駅~伊勢原駅

期 日:2019年1月19日(土)
参加者:Lコーノ、かじさか

1月19日(土)
この日は、暁山岳会恒例の安全祈願の初詣山行が会員15人で丹沢の大山集中として行われ、神奈中の大山ケーブルのバス停まで下山したが、コーノ、かじさかの2人は、「暁ビッグバンド」をさらに南に繋げるべく、伊勢原駅に向かったのであった。
大山ケーブルのバス停から大山川沿いに下り始めると、バス停1つ目の左側に、良弁滝がある。

良弁滝

江戸時代には、この滝に打たれてから神社に向かったという由緒正しい滝である。近くには、創業150年の「大山まん志゛う本舗 良辨」があるのだが、ここのお菓子は、コーノ、かじさか2人が60年生きてきて初めて味わう美味しいものであった。江戸の人も食べていたかと思うと感慨深い。さらに下り、これも神々しい愛宕滝をお参りしながら歩いていくと、街道は「大山国定公園」のガードをくぐり、大山川を渡った。点在する情緒ある宿坊を見ながら行くと、比比多神社に着いた。この辺りまでは、在りし日の大山街道を堪能できるので、下山時に時間があれば是非散策されることをお勧めする。比比多神社の先では新東名高速道路の工事が進んでいて、もう少しすると、伊勢原大山ICが完成して、車での登山がさらに便利になりそうである。コーノは、この辺りから、大山の下りで痛めたふくらはぎが痛くなり、日ごろ足腰を鍛えていて快適なペースで歩くかじさかさんには到底付いて行けなくなり、かなり厳しい歩きとなってしまった。途中、江戸城の築城で有名な太田道灌の墓に寄る予定であったが、時間の関係でパスし、新年会にやっと間に合うであろう日没後の伊勢原駅に到着した。

伊勢原駅

これで、「暁ビッグバンド・トレイル」の南側の最終地点の大磯海岸までの目途がついたので、満足できる山行(ではなく、歩き)であった。

(記 コーノ)

初詣山行 ヤビツ峠~大山~ケーブル駅

期 日:2019年1月19日(土)
参加者:コース別詳細を参照

1月19日(土)晴れ

大山山頂

見晴台コース
参加者:Lダイヤ、コーノ、かじさか、こま、メイメイ、たちこ、他2名(非会員)
大山ケ-ブル駅(8:40)-下社(9:45)-見晴台(10:30~10:45)-大山山頂(12:20)

伊勢原駅に集合の予定であったが、たちこさん一家が間に合いそうにないので車で現地に直行となった。大山ケーブル駅で全員そろい出発、女坂より下社に向かう。たちこさんの子も歩くが我々と一緒というわけにはいかない。時間に余裕があるので、歩いたり抱っこされたりとなかなか大変である。見晴しで大休止、食べたり話したり景色を眺めたりとゆっくりする。大山までの尾根では、登る人下る人と登山者も多い、陽が差し汗をかくようになる。山頂近くで少し雪が残っていた程度であった。山頂に着くと他のルートのメンバーはすでに集まっていて待ちくたびれたようだ。今回の大山集中登山が暁50周年記念山行の始まりである。

(記 ダイヤ)


カンスコロバシ沢右岸尾根コース
参加者:Lレー子、コバヤン、オヨシ、こー平
ヤビツ峠(8:40)-諸戸山林事務所-カンスコロバシ沢右岸尾根-大山北尾根合流-大山山頂(11:00)-大山下社-大山ケーブルバス停

諸戸尾根コースのメンバーと一緒に秦野駅からヤビツ峠に向かい、秦野駅から走ってきたコバヤンと峠で合流して門戸口コースを経由して諸戸山林事務所に到着。建物のすぐ裏に諸戸神社があり、ここで諸戸尾根パーティと別れて右岸尾根を目指す。こー平がトップで歩くがバリエーションに慣れないこともあり沢通しに進みすぎ、急な藪漕ぎをしてやせた尾根上に出た。対岸の諸戸尾根は声の届く距離で互いの位置を確認し合う。右岸尾根はしばらく急登が続くが、やがてモノレールの軌道のある緩やかな場所に出た。しばらく行くと尾根は再び狭まり急登となる。やがて大山北尾根に合流。鹿柵の脚立を超えて山頂に着いたのは11時、我々が一番かと思いきや、諸戸尾根パーティは既に到着していた。山頂の集合時間は12時30分としてあるが、見晴台パーティが早めに来てくれることを祈りながら、湯豆腐と熱燗を思い描いて寒さに耐えて待つ。
12時20分、全員が集合して山頂で記念写真を撮り、下社に向かって下山開始。下社ではこれから始まる「あかつきビッグバンド・トレイル」の安全登山を祈願し、男坂、女坂に分かれてケーブル駅に向かう。夜は新年会なのでみんな伊勢原駅までバスに乗り、帰宅して汗を流して再度集合するが、コーノさんとかじさかさんはビッグバンド・トレイルを更に伸ばすため、伊勢原駅に徒歩で向かう。

(記 レー子)


諸戸尾根コース
参加者:Lショーゴ、ガク、ヒー
ヤビツ峠(8:30)-諸戸山林事務所(9:05)-大山山頂(10:40)

取り付きがわかりづらかった。すれ違いなどなく、静かな尾根だった。カンスコロバシチームの賑やかな声が所々で聞こえた。
山頂間近の鹿柵の横で鹿の頭を見つけたガクさんが、それを持ち上げショーゴさんと私にも見せてくれた。とても驚いた。

(記 ヒー)

丹沢 大山・初詣山行

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2017年1月21日(土)
メンバー
①Lreiko、なべたけ、こまさん、ゆきこ、みのさん
②L会長、そうべえ、さと
③L副会長、さかえさん

①蓑毛~ヤビツ峠~門戸口~地獄沢橋~913m~ミズヒノ頭~西沢ノ頭~大山山頂
②大山駅~表参道~下社にて③に合流
③ケーブル=下社-見晴台-大山山頂
集中後山頂~16丁目~下社(安全祈願)~女坂~大山駅

今年も恒例の大山初詣登山で、今年1年の安全登山を祈願してきました。