カテゴリー別アーカイブ: 活動記録

会員有志の活動記録です(全ての山行記録は活動報告をご確認ください)

八ヶ岳 阿弥陀岳 南稜

【日時】2017年3月25日
【天候】晴れ
【メンバー】岳(L)、コバさん、みのさん
【行程】
25日 舟山十字路~立場岳~P1~P2~P3~阿弥陀岳~御小屋尾根~舟山十字路

【報告】
“行きはよいよい帰りは怖い”下山路には、特に登頂後の下山路にはどこの山でも魔物が棲んでいる。
阿弥陀岳から御小屋尾根への下り坂、樹林帯の手前でスリップし怪我をするアクシデントが発生してしまった。
応急処置もチームワークも大切だが、15時間を越える行動時間をこなして自力下山を果した受傷者の頑張りが圧巻だった。

自分は先週に引き続き2週連続で雪山バリエーションルートに参加させてもらえとても嬉しい。
前日にアイゼンとアックスをヤスリで尖らせ、雪壁に打ち込むイメージトレーニングをする。

岳デリカ号で早朝に相模原を出発し、舟山十字路に駐車し6:25行動開始する。
尾根の取り付きは急斜面なので早々にアイゼン装着しコバさん先導する。

立場岳を越えた先の小ピークで行動ルートを観察する。

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立場岳山頂の先で、阿弥陀岳南側の全容が姿を現した。

 

午前中のP1通過が確実なこと、また天候面と体力面にも懸念がないことからP1P2コルでの幕営を止める判断をし、ここで登攀装備を装着する。

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青ナギを越え、無名峰に向かう。

 

時々雪を踏み抜きながらP1、P2と進みP3基部を巻いて予定のガリーに到着する。
ここでロープを出して岳さんがリードする。
合図を受けて自分がプルージックでセカンドする、所々氷結したやや柔らかい雪の斜面でアックスがとても頼りになる、教えを思い出して息が上がらないようにペース配分する、半ばからコバさんも登りだす。

2ピッチ目も岳さんリードする、中間ビレイを取り、草付きに進みほぼロープ一杯まで登る、合図を受けて自分とコバさんも後に続く。
もう一登りして稜線に出てロープを仕舞い休憩する。

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P3を越えP4へ。

 

すぐそこに見える頂上目指して稜線を進む、雪の斜面を登り、現れた上昇バンドを辿ってジェードルとカンテを幾つか越え、再度雪の斜面を登って頂上に到着する、近くに見えたが40分程度所要した。

3人パーティーが休憩している、北稜ルートを登って来たそうだ、楽しげに盛り上がっている。

権現岳、赤岳、横岳に穏やかに見守られながら暫し休憩し下山開始する。
稜線を辿り鋭いナイフリッジを慎重に歩く。
その先は広い雪の斜面となり所々フィックスロープがある。

アクシデントが発生した場所は、先行者が尻セードでもしたのか滑り台状の溝になった雪面で、見るからに手強い。
1月に富士山5合目で受けた雪山講習を思い出し、踵のキックに力を込めて通過する。

ややして物音に振り返ると、コバさんが頭を下にして仰向けになってしまっている、曲げた左ひざの裏と靴のつま先が別々の立ち木にひっかかったており簡単には抜け出せない、膝の曲げ方にも無理があり膝周辺の靱帯損傷が案じられる、これは大変だ。
ザックを外せないとの事なので雪の斜面を登り返してウエストバンドのバックルを外す、ザックから腕を抜くとザックは滑り落ち岳さんがキャッチする。
コバさんの背中を押して起き上がってもらい、木にからまった足を抜いて普通に座りなおす。
左足より右足がヤバイ、痺れていると話す、見るとスパッツ越しに脛が曲がって見える。
岳さんも到着して応急処置を宣言する、指示事項は添木2本と三角巾での右脛固定と松葉杖の組立だ、急いで材料を探す、3段継ストックの2段目とスコップの延長シャフトを添木に選び三角巾2枚で固定する。
ストック2本の一方の先端をスノーリングに通して、グリップ部をスコップのグリップシャフトで繫いで三角形な松葉杖の形にして針金とバンドで各部を固定する。

応急処置が済み、救助を呼ぶか相談する。
20mくらい登り返せば立ち木も無くヘリコプターで吊り上げてもらえるかもしれない、反対に20mくらい下ると樹林帯なので救助を求めても自力で下山して下さいと指示されそうだ。
自分と岳さんは骨折を疑い救急治療を薦めるがコバさん嫌がり、ちょっと待てば歩けるようになると主張する。
暫くしてコバさん空身で下りを試みる、歩けるそうなので岳さん自力下山を判断する、会長に電話して一報をいれる。
コバさんのザックはそれ程重くないのでとりあえず右肩で背負い少し下るが不安定だ、岳さんが中身を出して2人のザックに詰め替えようと指示する、これは名案。

しぼんだザックをコバさんが背負ってしまう、無理して欲しくないがタフ振りを発揮する。
何度か休憩をとり、またガスで雪を溶かして飲み水確保したりして、ヘッドライトを頼りに5時間弱かけて舟山十字路に下山した。
コバさん靴を脱ぎ患部を見る、腫れてはいるが内出血はしていない模様でややほっとする、10時頃帰路に着き深夜に相模原に着く。

翌日は寒く平野部は雨、山間部は雪、強行軍だったが日帰りに計画変更して正解だった。
(みのさん記)

 

 

 

リーダーとしての反省点
・計画の時間配分。12時頃にテン場に着く時間配分のためその日のうちに行ける気になってしまう。
翌日早朝に動き出したかったためそうしたが、平日の疲れがある場合はもう少し遅い到着の計画でも良かったのかもしれない。

・後から思えば、日帰りで充分に行ける体力と技術は持っていたメンバーだった。
駐車場で先に入っているパーティーが少ないことがわかったのだから、荷物の軽い日帰り装備を選択してもよかった。
(※とはいえ南稜初体験、バリエーションリーダー2回目の自分にはその判断は中々できなかったように思う)

・頂上でも仕切りにテント泊したがっていたので、実はけっこう疲労困憊していたのかもしれない。
それを察せられなかった。

・P4の登りはロープを出すべきだったかもしれない。P3で時間がかかったため、時間短縮でロープを出さなかったことが疲労を増したか?

・初期判断で僕らも気が動転して脛に異常があると考えてしまった。実際は足首。最初の処置がそもそも違った。

・途中で痛いのは足首だと聞いて、足首固定を三角巾でしたつもりになっていたが、帰宅後、確かめてみたら結び方間違ってた。。。
こばさんゴメンナサイ。。。
(三角巾固定の意味なし。6月の救助訓練ではロープワークや救助法だけでなく三角巾の使い方も定期的に復習する必要を感じた。)

・木曜日に22時に帰宅するとこばさんが言っていたにも関わらず、その疲れを察することができず集合時間を午前3時半から変更しなかった。
もっと休養をとってから行った方が良かったのかもしれない。
(※とはいえ天気が夕方から悪くなるという予報だったためその判断も難しかったように思う。)

(岳記)

乗鞍 山スキー

【日時】4月2日
【天候】晴れ
【メンバー】レー子(L)、みのさん
【行程】
乗鞍スノーリゾート カモシカリフト終点(9:45)~肩の小屋(12:20~12:40)~駐車場(14:00)

【報告】
朝5時に相模原を出発し9時前にスキー場駐車場に到着、身支度してゲレンデに向かう。
痛ましい雪崩事故の報道が繰り返された1週間だった、勿論ビーコン、スコップ、ゾンデ棒の装備は忘れない。
晴れ女を自称するレー子さんの神通力は今日も健在で、青空をバックにした乗鞍の白い峰々が絵葉書のように並ぶ。

ゲレンデをリフト1本分滑って準備運動した後、リフトを3本乗り継いで歩行開始地点に到着する。
沢山のパーティーが登り支度をしている、スノボー組、スキー組、登山組、水分補給を促すガイドさんらしい声も聞こえてくる、大変にぎやかだ。

スキーにシールを貼ってレー子さんが先導する、いきなり急登だ。
樹林帯を幅15m位伐採した明瞭なコースを黙々と登る。
途中で休憩してまた登る、森林限界を越えた地点に看板が立ち、ここから先は視界が悪いと迷い易いと注意書きしてある。

緩やかな広い雪原を進むと左手に高天ヶ原、正面やや左に剣ヶ峰、右側に摩利支天岳のピークと幾筋もの稜線と沢筋がワイドに見える、驚いたことにスキーのシュプールや歩行者のトレースがあっちにもこっちにも付いており、行動する人の姿も見える、スノボー担いで登る人、下山する登山者、滑降する人、実に広大な遊び場だ。

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登ってきたパーティーはそれぞれの目的コースを目指して散らばっていく。
右手には2月に山スキーした十石山も顔を見せる。
気温はほぼ零度、やや風もあり小さく千切れた雲が次々に通過していくなか肩の小屋に到着、小屋の手前で昼食にする。

時間も押しているので剣ヶ峰は登らず、ここでシールを外してザックに仕舞い滑降準備する、師匠の○○さんは銀パラいち押しだったと語りながらレー子さん入念にワックス掛けする。

単独のボーダーが無造作に滑降していくのを目で追いかけて後に続く。
雪の表面がクラストしておりクラストを割りながら滑降するのでターンがしんどい。
このコースでのパウダースノー経験があるレー子さんはこのモナカ雪に大変ご不満だ。
一息つくたびにご不興の言葉を漏らしつつもすいすい滑っていく。

自分は強引なターンを試みたら両足ともにビンディング開放してしまい一回転する、遠心力で帽子とメガネが飛んでしまう。
スキーブーツの脛のバックルを少しきつく締めるとスキー板のコントロールが良くなる、先行者がクラストを粉砕してくれた場所を選んでターンするともう転ばない、次第にクラストも薄くなり調子が上がりスキーを楽しむ。
樹林帯まで下ると大勢の滑降により整地されているので楽に滑れる。

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登山者が急な斜面を選んで尻セードしている、ゴムの板を尻に敷いて滑る、スピード上昇してバランスを崩し絶叫をあげて転がり落ちていく、つい笑ってしまう。

やがてスキー場のゲレンデに出る、プレスされた雪面は滑りやすく程なくして駐車場の脇まで滑りつく。

道具を片付けると午後2時を少し回っている、温泉を浴びて3時前に帰路に着く。
渋滞に遭い8時前に相模原に到着する。

雪質に対する経験値を幾つか得、道具も馴染んできた、楽しく手応えのある一日だった。
晴れ女のレー子さん、次回も健在でお願いします。

3月会山行:谷川 雨ヶ立(雪洞訓練)

2017年3月4~5日
メンバー 山スキー隊:Lレー子、ガク、こばち
ワカン隊:SLちじー、なかはる、なかえつ、さと、ひろし、のり

3月4日(土)快晴
宝川温泉(10:55)-板幽橋(13:00)-940m付近・雪洞堀(13:30-16:30)

橋本駅6時20分集合、2台に分乗して宝川温泉に向う。
渋滞もあり宝川温泉を出発したのは11時近くなってしまった。

本日は9人分の雪洞を掘らなければならないため、13時には掘り始める予定で出発。
山スキー3人はスタートから板を履くが、ワカン隊はしばらくつぼ足で進む。

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昨年は異常な渇雪だったが、今年はほぼ例年並の積雪と思われ、しばらく歩いて全員ワカンを履いて進む。
今回初めてワカンを履くメンバーもおり、装着に多少手間取る。

林道を進み、トンネル手前で板、ワカンを外す。
例年通りトンネル内には氷筍が生長していた。

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板幽橋手前から林道を離れ、30分ほど登ったところで3m以上の積雪、何とか掘れそうな場所を見つけて作業開始。
9人寝られる雪洞をつくるのは難しいので、3人用のイグルーと6人用の雪洞を作ることとする。
6人用は作業効率のため、入口2ヶ所から掘り進めることとした。

初めは比較的やわらかい雪のため、例年より早く掘れるのではと思ったが、掘り進めるうちに堅い雪になり、ひろしさんのスコップが使用不能となる。

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それでも2ヶ所から掘り進めた雪洞はずれることなく貫通した。
「黒部の太陽」のような屈強なおじさんたちのがんばりで、なんとか日が傾く頃には9人の今宵の宿が完成した。

今回雪洞が始めてのメンバーもいたが、みんな雪遊びをする子供のように楽しそう。

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きっと病み付きになることだろう。

3月5日(日)快晴
雪洞(6:20)-稜線(8:30)-雨ヶ立山頂(スキー隊9:20、ワカン隊9:35-9:50)-11:10雪洞11:40-13:00宝川温泉

4時起床。外は薄っすらと降雪があったが、雪洞内は寒さを感じることなく快適に眠れた。
不要な装備を置いて5時30分出発の予定だったが、人数が多いと出発に手間取り、結局6時を大幅に過ぎてしまった。
特に積雪期は体を冷やさないためにも、早く出発する訓練も必要と思う。

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登りはやはりワカンより山スキー有利で先行するが、モナカ雪で帰りはどうなることやら・・・。
雪質が良ければ最高の急斜面を登り、雨ヶ立山頂から南東に派生する尾根上に出る。

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山頂にて。

約3時間の登りで山頂に立つ。雲ひとつなく、谷川から朝日、巻機、上越、尾瀬の山々までぐるりと眺めることができ、穏やかな天候に感謝。

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山頂からの展望を堪能した後、山スキー隊はみんなの注目をあびて滑降開始。

今回ガク君は登山靴で山スキーに来ており、登りは急斜面のキックターンも問題なくこなしていたが、滑りはやはり厳しい。

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はい、厳しかったです。 by 岳

 

雪質も上部はモナカでなかなか手強く、ガク君早々にスキーを断念してワカンに履きかえたようだ。
こばちさんも大きな体で豪快に転んでいる。

やはり3月の雪は一番難しい。
ひとりソリ隊のひろしさんが楽しかったかどうかは分からない。

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どうも楽しんでいたようです。

 

登りで尾根上に出たとき、帰りの下降点を見失わないように赤布をつけておいたが、それでも快適な斜面を選んで滑っているうちにワカンの登りのトレースを見失い、赤布を付けた地点より下まで滑ってしまった。
この辺りやや複雑な地形のため注意が必要。

だんだん気温が上がって雪は重くなり、湿雪用のワックスを塗って重雪のバーンに飛び込む。
尾根も狭まり、樹間も密になり、とうとうこばちさんも板を脱いでしまったようだ。

それでも約1時間でみんな雪洞に帰り着いた。
雪洞を撤収してひと滑りで林道だが、荷物が重くなり、転ばないように慎重に滑る。
林道に出てからの山スキー隊は快調に飛ばして真っ先に車に到着。

次々とワカン隊も笑顔で到着。

天候に恵まれて最高の春山と雪洞を楽しむことができました。願わくば来年はもう少し山スキーの人数が増え、技術も向上し、ワカン隊に負けないこと。

(記 レー子)

南アルプス 鋸岳~甲斐駒ケ岳 縦走

【日時】3月18日~20日
【天候】晴れ
【メンバー】なべたけ(L)、岳、みのさん
【行程】
18日 戸台駐車場~角兵衛沢の出会い~角兵衛沢のコル(幕営)
19日 角兵衛沢のコル~鋸岳(第一高点)~小ギャップ~大ギャップ~六合石室(幕営)
20日 六合石室~甲斐駒ケ岳~駒津峰~仙水峠~北沢峠~戸台駐車場

【報告】
当初の目的地は白馬岳方面だったが気象情報に気掛かりな点があったため南アルプスに目的地変更となった、深夜、なべたけ号で相模原を出発する。

途中で仮眠をとり戸台駐車場に到着。
30台程度の駐車車両と身支度している登山者の姿がある。
我々も身支度とトイレを済ませて7時に河原歩きを始める。

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堰堤を幾つか越え、休憩を挟み、2時間弱で角兵衛沢の出会に着く。
ここで渡渉し、水筒も満たす。
苔むした歴史感あふれるケルンを通過し、赤布に導かれて尾根に取り付く。
くねくねと迷い易い踏み跡を赤布と先行者の足跡を頼りに進む。
その後沢沿いを登って高度を上げ、大岩下の岩小屋を見送る。
岩小屋に向かうパーティーが見える。
傾斜がきつくなった雪面を、息を切らせ汗をたらしながら黙々と登る。

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スフィンクス岩を見送り、無心に登り続けると再度ガラ場が現れる、落石をださぬようにそっと歩いて通過する。

ヘトヘトになって角兵衛沢のコルに到着するとテントが1張り設営されている。
我々の前を行くパーティーはテント設営せずに頂上まで登りつめる様子、聞くと日帰りの予定だそうだ。
なべたけさんがコル手前にテント設営場所を選び、雪の斜面をピッケルで整地してテントを2張り設営。

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初日の疲れを癒すため早々に食事を済ませて明るい内に就寝する。

19日朝7時に行動開始する。
鋸岳(第一高点)を登り詰め、稜線を進むと小ギャップが現れる。

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鎖が張ってあるが時間が掛かりそうなので懸垂下降する。
対面の斜面を登り返すと20mくらい先に小さなピークが2つ並んで見える。
なべたけさんがフリーで通過すると指示するが、ピークの直登ルートもトラバースルートもどちらも雪の急斜面に見えたので、お願いしてロープを出してもらい岳さんにリードしてもらう。

小ピークの取り付きで後ろを振り返ると、追いついた2パーティーが順番待ちしている。
なべたけさんがフリーでしたらお先にどうぞと声をかけると猛者たちは追い抜いていく。
ただ雪の急斜面とその上の岩場は慎重に時間を掛けていた。

小ピークに登り、懸垂下降の準備をしていると先程抜いていった猛者たちが登り返して戻ってきた。
フリーではあとちょっと無理だったとのこと。
懸垂下降すると更に鎖が下に延びる夏ルートが見えてきた。

なべたけさんは雪崩と落石リスクを避けるため稜線ルートを偵察する。
岳さんと自分は待機するが場所が悪く時々石が落ちてくる。
拳骨大サイズもあり、ボスボスと体に当たる音がするので岳さんを見ると運悪くヒットしてしまっている。
岳さん恐怖と痛さに耐える。
後でヘルメットを見せてもらったら窪んでいた。
ヘルメットは命の防具だ、大事に至らなくて良かった。

稜線に上がり一休みする。
先程の小ピークがとても近くに見える。
この短い水平距離の移動を実現するために費やした登りと下り、落石の恐怖、そして偵察など様々な頑張りがあった。
満ち足りた気持ちで休憩する。

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稜線を漫歩していくと大勢の人が待機している、大ギャップだ。
暖かい陽だまりで懸垂下降の順番待ちをする、同じく待機している人と声を交わす、おっかない夏ルートに比べれば順番待ちがあっても明るい稜線ルートを辿れて幸せだ、と意見が一致した、皆の衆楽しんでいる。

大ギャップに下降してルンゼを暫し下ると細いガリーが有る。
なべたけさんが先程から観察している様子なので、ここを行きますかと声を掛けると、手持ちの確保器材では不足とのこと、そこまで詳細にルート読みしていたのかと驚く。

その先の斜面を登り返し、第二高点の頂上は見送って中ノ川乗越に下る。
巻いて登って引き返すように下るルートなので方角を勘違いし易い、SOBEさんの会報記録の通りだ。
中ノ川乗越では大勢が休憩している。
ここから下山する模様だ。

我々は先に進む。
登り返し、樹林帯を進み、三つ頭を通過して六合石室に至る。
小屋は小さく先行者もいて窮屈なので幕営する、傾斜が緩いので昨日より整地は簡単だ。

20日朝6時に行動開始し、甲斐駒ケ岳頂上から延びる尾根を登る。
雪稜や岩稜を時々左右に巻いて進む。
傾斜の立った場所の雪はアイゼンがキュツキュツと鳴るくらい良くしまっており申し分のない足場を提供してくれる。
ニセ山頂を通過すると頂上の祠が見える。
急坂が始まり上は青空しか見えなくなるが、登りきると頂上広場に出た。
劇的だ。
なべたけさん、岳さんとグータッチする。
雲ひとつ無く風も穏やか、縦走路を振り返る。
また仙丈、北岳、鳳凰三山は勿論、塩見岳の奥の千枚、悪沢と赤石岳までの展望に時間の経つのを忘れて見とれる。

 

 

 

 

 

 

 

駒津峰への下りは先頭を歩かせてもらった。
3連休最終日なので立派なトレースが付いている。
人影は無く出会ったのは1パーティーだけだった。

駒津峰で甲斐駒を振り返るとまた時を忘れてしまい、なべたけさんから先を促される。
仙水峠まで一気に下り、その先の仙水小屋の湧水で喉を潤す。

時間が押しているのでなべたけさん先頭で引っ張り、北沢峠、大平小屋、丹渓山荘を経由して最後は河原を小走りするようにして戸台駐車場に戻る。

長年憧れていたルート、楽しく充実した山行だった、がっちり握手する。

 

2月会山行 南八ヶ岳

赤岳
ジョーゴ沢

日 2017年2月18日(土)〜19日(日)
メンバー
赤岳(文三郎道往復)sobeさん(SL)、yujiさん、minoさん
阿弥陀岳北稜 gakuさん(SL)、kobさん
ジョーゴ沢 navetake(CL)、morimaroさん、kawamasaさん、noriちゃん、

総勢9名少しムサ苦しい??面子で、南八ヶ岳に登ってまいりました。

1日目は、朝出で美濃戸〜行者小屋まで。
前夜の鉱泉日誌で林道の凍結情報が上がっていたので、大事をとってバス停駐車場に駐車。
9:00すぎ到着だったがすでに7〜8割ほど埋まってました。
林道入口にJ&Nというお洒落な感じのお店ができて、より楽しい雰囲気になってますね〜。
赤岳山荘まで1時間。赤岳山荘の駐車場もけっこう車で埋まってました・・・。

南沢の途中、南沢小滝でnoriちゃんにTRを張ってもらい遊んだ後、行者小屋へ。
いつものようにクライミングに夢中になってしまい、行者小屋に到着した時はすっかり日が暮れ、
先に幕営していてくれたsobeさんたちからは「おそい〜!」と、お叱りを受けました・・・。
いつもスミマセン。。。

南沢小滝

2日目は、赤岳、阿弥陀北稜、ジョーゴ沢の3隊に分かれて行動。
夜間、およそ5〜10cmほどの積雪がありましたが、3ルートとも行動に支障はなし。
好天で、展望は最高。空は八ヶ岳ブルー。
朝方稜線は雪煙を上げていたが、その後はまずまず小康状態でした。

文三郎道は、阿弥陀との分岐に出た箇所で強風にあおられたそうだが、それ以外は特に問題がなかったそうです。

バリエーション日和で、北稜は4パーティー待ち。(1時間待ちで、寒さに耐えられず撤退したくなったらしい。)ジョーゴ沢も7〜8パーティー、20人くらいは入っていて賑わっていました。
前夜の積雪のためか、裏同心へのトレースは見当たりませんでした・・・む〜ん。

とにもかくにも、全員無事の下山、感謝であります!

みなさま、ありがとうございました。
2月会山行
おつかれ山でした〜!!

三つ峠 金ヶ窪沢アイス

日 2017年2月12日(日)
メンバー かわマサさん、みのさん、のりさん、ナベタケ

次週の会山行の足慣らしで、三つ峠の金ヶ窪沢で遊んできました。大滝とそのひとつ下の堰堤で終日、時の経つのを忘れ、童心に帰り、氷と戯れております。新メンバーのりさん加入で、楽しみが広がりそうです!アイス

乗鞍 十石山(山スキー)

2017年2月4日(土)
メンバー (L)れいこ、みのさん

白骨温泉(9:00)―1800m台地(10:15)-十石東尾根-十石山(13:20 13:40)~白骨温泉(15:20)

ようやく十分な雪が降り、十石山に行ってきました。

朝5時相模原を出発して白骨温泉に駐車。
スタートから板を履いて出発。
先行パーティのトレースをありがたく利用させてもらう。
朝はかなりの冷え込みだったが、最初の急登に取り付く頃には青空が広がり暑い。

樹林帯を抜け、穂高の山々を眺めながらひたすら登る。
最後のオープンバーンはクラストしており、6人の先行パーティも途中でスキーアイゼンを付けているのか、苦労している様子。
我々もエッジを利かせながら慎重に登る。

以前山頂にあった小さな「十石山」のプレートは見当たらなかった。
冷たい強風に吹かれ、避難小屋の陰でシールを剥がし、長居は無用と早々に下る。
樹林帯に入るまではフワッフワの雪で樹間を楽々ターンして滑るが、徐々に雪は重くなり、尾根末端からの南向き斜面では雪が板にくっ付き、うかつにもワックスを忘れたため、まったく滑らず重い板に苦労する。
日陰に入り雪質が変わったところでなんとか復活したが、再び1800mの傾斜がなくなったところで団子のように雪がくっ付き、拷問のような歩きを強いられる。

くっ付いた雪をきれいに落とし、最後の急斜面に滑り込む。
雪は重いが、北寄りの斜面にパウダーが残っているため、良さそうなところを選んで滑る。
最後は太腿がパンパンで苦労したが、上部は最高の滑りが楽しめ大満足でした。

トレースがなく2人でラッセルしたら、とても山頂にはたどり着けなかったのではないかと思い、先行の6人パーティと単独者に感謝!
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奥多摩つづら岩アイゼントレーニング

【日】2017年1月22日(日)
【山域】奥多摩つづら岩
【メンバー】こばさん、ガクさん、まささん、ミノさん、なべたけ(L)

暁初詣山行と新年会の翌日、一部のメンバー二日酔いと寝不足の中、つづら岩にアイゼントレーニングに行っております。
東面壁を終日貸切で、充実のトレーニングでした。最近、アイゼントレーニングは広沢寺が定番になっていましたが、つづら岩の方がアイゼントレーニングにはモアベターですね~。
終了点などに、キレイなハンガーボルトが整備されていたのは少し意外でした。
岩は硬くて安心感があるし、日が当たってポカポカだし、岩からの眺めはいいし、最高の1日でした〜!

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丹沢 大山・初詣山行

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2017年1月21日(土)
メンバー
①Lreiko、なべたけ、こまさん、ゆきこ、みのさん
②L会長、そうべえ、さと
③L副会長、さかえさん

①蓑毛~ヤビツ峠~門戸口~地獄沢橋~913m~ミズヒノ頭~西沢ノ頭~大山山頂
②大山駅~表参道~下社にて③に合流
③ケーブル=下社-見晴台-大山山頂
集中後山頂~16丁目~下社(安全祈願)~女坂~大山駅

今年も恒例の大山初詣登山で、今年1年の安全登山を祈願してきました。

横岳~硫黄岳

期 日:2017年1月7日(土)
参加者:Lなべたけ、ガク

1月7日(土)
相模原(2:00)=美濃戸山荘駐車場(5:25)-赤岳鉱泉(7:10)-大同心沢-大同心基部(10:15)-小同心クラック取付(11:00)-横岳奥の院(15:20)-硫黄岳(16:10)-赤岳鉱泉(17:15)-美濃戸山荘駐車場(19:00)

ガクさん初めて、なべたけ3回目の小同心クラック。お天気終日心配なく、快適な登攀だった。ただ積雪が非常?異常?に少ない状況は前年から続いているようである。この日たまたま一緒に八ヶ岳に入ったガクさんの講習会仲間の方の話によると、年末年始はベルグラが発達しており阿弥陀北稜の1P目は登れなかったとのこと。もし同様な状況にあった場合、対応できるかと不安だったが、それも全くの杞憂だった。風も比較的穏やかで、八ヶ岳の突き刺さされるような寒さを多少は期待?していたので、残念なところもあったか・・・。

ガクさん1P目、3P目リード。なべたけは核心部のチムニー登攀を避けたわけではないが、チムニーに回り込まず1P目終了点のピナクル上部から直上している。

小同心
横岳から硫黄岳へ

ガクさん、チムニーは今度リードで登ってください。

(記 なべたけ)